先月後半、私の両親が立て続けに病気になりました。
まず母に癌が見つかり、その1週間後に父が脳梗塞で倒れました。
私は関西に住んでおり、実家は九州。
近くに住む兄弟が知らせてくれて、交代で両親のお世話や付き添いをしてくれています。
そこからというもの、不安で眠れない日が続き、
ふとした瞬間に涙がこぼれてしまうことも…。
「もしかして死んでしまうの？」
そんなことが頭をよぎるほど、今まで感じたことのない悲しみに襲われました。
これまで、当たり前のように元気だった両親。
信じられなくて、受け入れたくない気持ちでいっぱいでした。
でも少しずつ、冷静になって考えると、
「あぁ、私も気づけばアラフォー。両親も70代。身体に変化があってもおかしくないよね。」と。
むしろ、これまで大きな病気もせず、元気に過ごしてくれていたこと自体が奇跡だったのかもしれません。
今は、現実を受け入れて、できることを少しずつしていくしかないと思っています。
幸い、父は少し麻痺はあるものの、話せるようになり、リハビリも始まりました。
母はもうすぐ抗がん剤治療が始まります。
近くに住む兄弟が交代で病院に付き添ってくれていて、本当に感謝しかありません。
実は、今年の6月に両親や兄妹、甥っ子、
そして私たち家族総出で大阪万博へ行きました。
父は高校生の頃、1970年の大阪万博に行ったそうで、
「もう一度行ってみたい」と話していたんです。
55年の時を経て、また同じ場所へ。
九州からみんなで足を運び、
時代を超えた万博を再び体験できた父の姿は、本当に嬉しそうでした。
久しぶりに孫に会えてデレデレな父でした🤭
今思うのは——
「大切な人との旅行は、思い立ったときが吉日」
ということ。
あの時、「いつか行こう」ではなく、
「今、行こう」と決めて本当によかった。
数ヶ月後には病気が判明し、
もう遠出も難しくなってしまったからです。
行きたいと思った瞬間、やりたいと思った瞬間に行動することが、
本当に大切なんだと感じました。
あの時の旅行は、今でも私の宝物です🌿
両親の病気はつらい出来事ではあるけど、この経験を通して見えたこと、感じたことが私の中で確かな“光”になっています✨
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