12月7日8日に栃木県栃木市で行われた「環境教育関東ミーティング」に参加してきました。昨年に続き2度目の参加です。



今年のテーマは、「渡良瀬遊水地から未来へつなぐ環境教育」。参加者は100名と昨年よりも30人増で、野外レクリエーション関係者の他に、学校教育、自然保護NGO、行政、企業など、昨年に比べても多彩な顔ぶれとなっていました。

今回のミーティングで特に印象に残ったのは、渡良瀬遊水地という一つの場所の中で世代間のバトンタッチを目の当たりにしたこと。

足尾鉱毒事件を発端に生まれた渡良瀬遊水地。その負の遺産に翻弄され、それでも遊水地の自然を守ろうと踏ん張ってきた世代の人たちと、これから遊水地に寄り添って、自分たちのやり方で次の時代を切り開いていこうとしている若い世代の人たちの話を聞いているうちに、なんだか鳥肌が立ってきました。

気負わずに、楽しんで、でも前しか見ていない若い人たちを見ていると、「応援したい!」という気もちと、「負けられない!」という気持ちが湧きおこって、ぼく自身勇気をもらったような気がしました。やっぱり、地に足がついている人達は強いです。

いろいろ考えさせられました。実行委員のみなさん、ありがとうございました。