今朝、例によって早朝から鳥の調査をしていたら、果樹園の中に立っている鉄パイプの中から、「チーチーチー」とか細い声が聞こえてきた。
そっと中をのぞくと小さなヒナがえさをねだっていた。
「えー!こんなところに巣をつくっている。」
すると、上の方でシジュウカラの親鳥が餌をくわえて電線に止まり、こちらを見ている。
あわてて、その場から離れて見ていると、スッと親鳥が鉄パイプの中へ消えていった。
この鉄パイプは、1.5mくらいあるんだけど、ヒナは20cm位の深さのところにかたまっていた。中はどうなっていたんだろう。
また、これだと雨が降ると巣の中に水が入ってくると思うんだけど。どうやってしのいでいるのかな。
また、ヒナが大きくなってきたらこんな狭いところでやっていけるのかな。
などといろいろ心配が湧いてくるのであった。