毎年この時期に行っている野鳥マップ作りのための鳥の調査だが、今年は5月半ばを過ぎてもまだ終わらない。


ゴールデンウィークの天候が不安定だったため、休日に調査の予定が消化できなかったためだ。


今朝も、出勤前に多摩川周辺を1時間ほど調査。


今日は、最近購入した自転車で調査地点まで移動してみた。

そうしたら、いつもの3分の1の時間で目的地まで到着できた。

これならもう少し行動範囲を広げてもいけそうだ。

こんなことならもっと早く、自転車を入手しておけばよかった。


調査していたら、河川敷グランドの向こうの草地から、キジが姿を現してきた。


トコロジスト生活

セッカやヒバリも鳴いている。

川の方からはシュレーゲルアオガエルの声も聞こえてくる。


晴れた日の早朝の多摩川は、人気もなく、ただ風の音と生き物の声だけが聞こえてきて気もちがいい。


それから、市街地の中に戻ってみると、昨夜の雨のためか、まだ水の入っていない田んぼの中に、水たまりができていた。


そこへカルガモがヒナを連れて餌を食べに来ている。ヒナといっても大きさは親とそれほど変わらない。


トコロジスト生活

ここは、市内でも残り少なくなった田んぼの一つだ。

街の中に、こういう水たまりや泥がある場所がほとんどなくなってきていることを最近切実に感じる。


だから、つぶさに見ていくと、いろんな生き物がこういう場所を利用している様子がよくわかる。


今年の調査は、地図にまとめるとどんなふうになるのか。

楽しみでもあり怖いようでもある。

なんだ! すごい便利じゃん。