Jさんとのデートの翌日。相談所②の相談員さんから、電話がありました。
「ごえんさん、昨日のデートで、お食事しなかったんですって?」
「すみません。緊張していたのと、ちょっと車酔いをしてしまって・・・」
「私も車酔いするから辛さは分かるけど、前もって薬を飲むとか対処しておかないとね・・・」
「すみません」
まさか、Jさんの車の運転の仕方で、気持ち悪くなったとは言えませんでした。
「Jさんはね。彼女といろいろ食べ歩いたりしたいそうですよ。ピクニックにも行きたいって、言ってましたよ」
Jさんが、ピクニックに行きたいと思っていたとは、初耳です。
「車に酔いやすいマリアさんでは、山道なんて無理ですよね?」
「はぁ・・・」
「Jさん、ごえんさんとの事は遠慮したいと言ってます」
一瞬、相談員さんの言っている意味が分かりませんでした。
ちょっと冷静に考えてから、「それは、お断りと言う事ですね?」
「残念だけど、そうです」
こうして、Jさんとはあっけなく終わりました。
Jさんが断った理由は、相談員さんが話した理由だけではないように感じました。
「以心伝心」私が、最初に感じたいい印象が、どんどん変化したように、Jさんもまた、私への印象が変化したのでしょう。
正直、断られた事は、とってもショックでした。
初めて、2回目以降会いたいと思った方で、相手の方も同じように思ってくれて、デートをした方でしたから・・・。
でも、今冷静に考えると、断られて良かったと思います。
私には、Jさん家の嫁は務まりません。
Jさんの家は、代々伝わる立派なお家柄。Jさんの代で、途絶えさせる訳にはいきません。
それに引き換え、我が家は、普通の家庭・・・。
両親が、Jさん家のような立派なお家と親戚付き合いするのも、大変な事だったよなと今は思います。
それに、断られた事はショックだったけど、断る側にならなくて良かったかも?と思いました。
断っていたら、「惜しい事したかな?」なんて思ったかもしれない。
と今は思うのですが、その当時の私は、すごくショックを受けて、落ち込みました。
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