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耳下腺腫瘍入院・手術・経過

化学物質過敏症(CS)の私が、耳下腺腫瘍の手術を受けた際の入院記録とその後の経過です。

 今日、病院のN医師から電話があり、病理検査の結果は良性とのこと。腫瘍も完全に取り切れているので、再発のリスクもほとんどない。特に気になることがなければ、もう通院の必要はないそうです。


 腫瘍に気づいてから約3年半、3カ月毎に超音波検査と細胞検査により経過観察を続けてきました。

腫瘍の大きさは当初は、2㎝程度でしたが、徐々に大きくなり、手術時には3㎝を超えていました。また、細胞検査は一貫してクラスⅢで、良性とも悪性とも診断がつきませんでした。


 私がCSでなければ、とっくの昔に手術で取っていたのですが、全身麻酔のリスクが高いため、主治医にはなかなか手術を決断してもらえませんでした。

 この3年半は、腫瘍が時々痛むことがあり、「癌かもしれない」、「転移していたらどうしよう」という思いが頭から離れることはありませんでした。


 時間は掛かりましたが、結果的には全てがうまくいき、良い病院と名医にめぐり会えたことに感謝の気持ちで一杯です。CSという病気は、まだまだ世間では認知されていない病気ですが、CSが他の病気になり、病院で診てもらうということは大変なことなのです。