特攻隊長のはくなまた~たZ

特攻隊長のはくなまた~たZ

タイトル変えました。旧マッタリスト☆もっさりすとR

読書ブログ(未達)からまた雑記中心のだらりブログになります。
ゆる~い気持ちで眺めるのを推奨。
(´∀`)推奨。

いらっしゃいませ~★ 特攻隊長のブログへようこそ!!!




タイトル変えました。(旧「マッタリスト☆もっさりすとR」)

結局、雑記ブログに逆戻りパターン?

以前にもましてゆるくなって帰ってきました。

見る側にもゆとりとまったりの心が求められるブログです。

(´∀`)←ま、こんな感じでシクヨロ!


相変わらず読書しか趣味がないので、ネタバレ有りの感想メモもあるかも?

ネタバレ厳禁派の人は立ち入り注意☆


では、ゆるっとどうぞ~

Amebaでブログを始めよう!

映画館でお世話になってる身なんですけど、刺客を「しきゃく」と読む人が多い!(@チケットのレジ) 過半数ですよ!(※感覚値)

正しくは「しかく」ですが、年配の人も若い人も疑問系で「13人のしきゃく?

一応、正しい読みの方で復唱してるんだけど、誰も気付いてくれない。刺客は「しかく」って読むんだぜ。「しきゃく」ってなんか言いづらくない?




特攻隊長的あらすじ

明石藩藩主松平斉韶は、残忍非道な行いを公然と行う最凶の暴君だった。しかし、徳川家の世である限り、将軍の弟である斉韶を裁くことは出来ない。さらに、近年、老中に就任することも決まっていた。残虐な斉韶が政に加われば、世が乱れることは火を見るより明らか。

それを憂いた老中土井が、ある密命を下す。


「暴君斉韶の暗殺」


命を受けた島田新左衛門と一騎当千の12人の侍。対するは赤穂藩300人以上の侍。

侍としての己をかけた最初で最後の大戦の火蓋が、きられた!




武士道ものを強火で煮込んだ出来上がり。やりすぎ感もあるけど、セリフがとてもかっこよかった。

武士が内包する矛盾と美学が、きちんとセリフに反映されていました。そのセリフに魂を吹き込んだ役所さんと市村さんが素晴らしかったです。市村さんもっと映画にも出て欲しい。

あと、三池監督の力強い映像も作品に勢いを与えてたと思う。馬!!かっこよかったよ馬!ヒヒーン!


ネタバレあるよ!


侍たちがかっこいい。男らしい男を見たいと思う人は今すぐ劇場へGOですよ。

13人も侍がいるんですけど、割と個性がばらついてて面白かったです。ていうか、伊勢谷の使い方!え!まさかのギャグ要因!? 私の認識間違っていないよね!? まさかの岸部受けに一人で大笑いでした。ら…らめぇ!岸部が壊れちゃうぅ~!(腹筋崩壊)いま流行のBLですよ!(需要ゼロ) 伊勢谷さん目的でいったら…ちょっとがっかりしちゃうかもしんない。

個人的にはエロい人沢村様の底力を見た気がしました。優男が戦うと超かっこいい。容姿に反して戦い方が勇ましいのでさらにときめきました。

容姿に反するといえば、松形弘樹の太刀筋が群を抜いて綺麗でした。流石は金さん!他の人が絶対刃こぼれするよこれ(予備があるけど)というような太刀筋なのに対し、松形弘樹だけは、骨を避け肉を切るように、すらすらと流れるような太刀さばきでした。美しい!雄たけびも容姿もいかついのに太刀筋美麗!(やたら偉そうだったのに、御徒目付組頭だった…。老中とも会話できるお目付けにため口。)


あと、一番ぐっときたというか、切なかったシーンが伊原さんとその門弟の最期だったんですけど、この二人の間には絶対愛がありましたよね!弟愛なんて言葉じゃ到底収まらないぜあのシーン!

あの小倉の最期の目。絶対平山(伊原さん)のことを愛してただろ。間違いない。(小倉が変な姿勢で平山さん見つめるから私たちも見にくい画面に目を凝らす破目になるんですよ!あの子があんなに真剣に見つめるから!)そして、平山も最期は小倉をじっと見つめて、お前らはボニー&クラウドか!

少女マンガのにおいのするBL(※ボーイズラブ。男性と男性が愛し合う系統の話)ではないのです。もっとごつごつした雰囲気でした。衆道って表現したらいいのかな?男惚れの先って感じ。衆道って書いたけど、二人はプラトニック希望。もちろん、あの瞬間までお互いに気持ちなんて伝えてもない。最後の最後、今わの際で、目だけで思いを伝えたんです。きっと伝わったことも確認できないくらいの今わの際で。

ほんの数分しかないシーンだったんだけど、やけに感動してしまった。吹石さんと山田の別れよりも深く胸にささって、かつ艶があったんだよ~。かっこよかったし。このシーンだけを延々と語りたいくらいだ。


もちろん、鬼頭(市村)と島田(役所)のライバル対決はとてもよかった。

本当に主君のことを思ってるなら、鬼頭は斉韶の首を刎ねるべきだよね。とんでもないことしでかしちゃう前に。と、侍じゃないので思った。

暴君斉韶の残虐と狂気を象徴する、芋虫状態の少女が登場するんですが、それが怖くて怖くて、多分、今日は電気をつけたままじゃないと眠れません。悪夢見ちゃうよ。怖かったよ。百姓なのに字が書けるよ。(どうしても気になってしまった。)怖かったよ。鼻血流すほどの恐怖と怒りがとにかく怖かった。うんこりゃ、PG-12(12歳以下は保護者同伴推奨)だわ!脳裏に焼きついて非常に困っています。怖かったというより今も怖い。(過去形ではなく現在形)

そんな象徴エピソードはどれも身の毛がよだったのですが、ごろうちゃん自体は、別に怖くもなんともなく…あれおかしいな、こんなにぴったりはまる人もいないような気がしたのに、トチ狂い方がイマイチ。私はスーパーアイドルグループの演技がどうもしっくりこない体質みたいだ。でも、ラストの盛下がりはごろちゃんの演技の底の浅さに敗因があると思う。悪役って難しいな~~……。

わぁ!とても面白かった!


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特攻隊長的あらすじ


一夜にして億万長者の夢が叶うクイズショー・ミリオネア。いまだ前人未到の全問正解に、スラム出身の少年ジャマールが王手をかけた。医者も弁護士もたどり着けなかった最終ステージに、無学の少年はなぜ立つことができたのか。

いかさまの疑いをかけられた少年が語り始めたのは彼の過酷な軌跡だった。

運命に導かれ、スラムドッグが最後に手に入れたものは――?




お兄さんがどツボでした!

クソ外道ですけど、ラティカからすればそりゃ「まだサリームを信じているの?」になるでしょうけど、彼の弟への執着とラストにもうすっかりやられちゃいました。

神は偉大だ。

金風呂!

いいわ~。サリーム。

あのとき、ラティカの手を放したのもなんとなく分かる気がするんですよ。子供が一人で生きるのだってぎりぎりなのに、彼は自分だけじゃなく弟も守らなくてはならなかった。それ以上は無理だよ。

母がいなくなって、二人になった後。土砂降りの夜の、彼のらんらんと見開かれていた目。しかも弟には見せずに。お兄ちゃん~!

弟のために、一歩先でいつも手を汚してきたんですよ。(元々そういうことに染まりやすい資質もあったんだろうけど。)で、気がつけばのっぴきならないところまで、来てたんですよ。

主人公のジャマールが一本気でピュアに描かれていたので、より一層サマールの混沌ぶりが目立ちました。私は混沌としてる人の方が好きだ。だって、人間だもの。

ジャマールがテレフォンにサマールの電話設定してるのもよかった。なんだよ。お前もなんだかんだで兄貴頼んじゃねぇか。いい兄弟だよ。って言葉じゃ片付かない複雑な感情が蔦のように絡みついている兄弟のあり方もよかった!


インドは原色がよく似合って、原色はどぎついストーリーによく馴染んでいました。

マジでこんなことが日常ならば、日本はなんて平和な国なんだろう。偽善が咽喉元までせりあがってくる。


ぶちまけられたゲロみたいな悪意(それが日常)の中の、ジャマールとラティカの話はえらい輝く。


映像も音楽もとてもよかったです。かなりオススメ!

エンディングも好きです。そうだねインド映画はこうでないと!と思ったらイギリス映画だった。劇中のジャマールは正直イケメンとはいい難いが、踊ってる彼はかっこいい。

涙も鼻水も涎も汗も感情も。(涎は嘘。)


最愛のおじいちゃんが入院して、しかも重い病気かもしれないということで、しかも説明を聞いたり世話をしているのが私とおばあちゃん(世話はともかく情報の受け手としては戦力外)だけということで、数日間ために溜め込んだ檸檬(梶井基次郎)を爆発させたら、ちょっとすっきりしました。

結果が分からんうちから、騒ぎまくるものおかしいよなと現実逃避気味に自重したのが間違いだった。感情を人に伝えるのが病的に下手くそで困ります。


家族には無味乾燥におじいちゃんの病状と先生から聞いた話はしているんだけどね。

まぁ家族の前で私が不安がればいらん心配をかけることになるしな~。自重自重。友だちに相談するにしてもうまく伝えられる気がしないし。自重自重。と悶悶と悩んだすえの鬱ブログUP。暗い話で申し訳ない。


昔は言いたいけど、誰にもいえないことがあると、穴を掘ってそこに叫んだそうですが(「王様の耳はロバの耳~!」)、今はリアルの私を知らない全世界に向けて叫ぶ時代なんだね。ネットの匿名性すげえな。と思った。リアルでは決して吐き出せないことを、思い返せば、こっちでは割と素直に吐き出せている。

どんな感情でもそうだと思うんだけど、特につらくて、抱えておくのが重い感情は、どこかでガス抜き的に吐き出さないと体に悪い。自分の言葉があまりにつたなくてイライラすることも多いけど、ちょこちょこと何かに書くことを覚えていてよかったな~。