同性の趣味仲間が2人います。


同じレベルのときに知り合い、ともに初めての経験をたくさんしてきました。

一歩間違えれば怪我。

最悪、死につながる趣味ですので、お互いの住所や緊急連絡先も伝えあっていました。




りおさん、ちかさんとします。


りおさんは一回り年上で、人生経験豊富な小悪魔的な美女です。


りおさんと一緒にいるときに、田中と知り合ったのです。

目標地点で知り合いました。






りおさんは田中との関係はもとより、連絡をとり続けていることすら知りません。




彼女は不倫や不貞、ダメな人で(当たり前ですね…)。

実際、既婚と知らされずに付き合い、発覚したその日に別れを告げたことのある強い人でもあります。

とっても美人で賢く、確固たる自分をちゃんと持っている人。


美人すぎてモテすぎて、私と違う世界の人。

男の人に送迎してもらったり、カバンを持ってもらうことが当たり前だった人(若いころ談)。






そんな芯のある彼女なので、どうしたって田中のことを話すことができません。





話せないから…

黙るか、嘘をつくことになります。




趣味ゴトのこと、普段の生活のこと、

お金のこと、将来のこと…etc.





ほとんどの話にフェイクを入れてます。

今の私は田中がそばにいて形成されているから、もう、仕方ないという気持ちです。





かつておおかたのことを話せていた彼女たちに本当のことを話せなくなってしまいました。

少なくとも毎回こんな嘘を重ねる必要はありませんでした。

(でもそういえば田中より前に付き合った人のことは言わなかったな…)





それが後ろめたく、苦痛に感じ、会う回数がグッと減りました。


会わなければ、

連絡を取らなければ、

嘘をつかなくていい。

りおさんたちを、自分を、がっかりさせない。。。






もともと、りおさんとは考え方や人との付き合い方にズレを感じていました。

計画や準備はストレスとプレッシャーを感じてしまって、苦痛でした。

会うと楽しいですが、その間も精神的な疲れがありました。




こんな思いをするなら次は会いたくない、と毎回思っていました魂が抜ける





会わなくなったのは付き合い疲れが一番大きいのですが、田中も理由の一つであることは間違いありません。

田中がいてくれれば他の人がいなくても大丈夫になってしまった、そんなことも大きい。










そんななか、久しぶりにお誘いがありました。

このところずっと断っていたので、意を決して?参加。

いつも同様、1人勝手に心労が多かったですが。。






2人は再会を喜んでくれました。

なんと1年ぶりだったそうです。




お互い何も変わっていませんでした。

生活軸に大きな変化はなく、私に「隠し事があること」、「嘘をついていること」も、残念ながら変わっていませんでした。





りおさんの話はとても面白く勉強になることが多くて、その日は2人とたくさん楽しい話をしました。





それでも…私は打ち明けることはできません。






りおさんは田中に家庭があることを知っています。

たとえ今後正式に報告できる日がきたとしても最後に会ってからずいぶん経つし、「いつからそういう関係か」「いつから隠していたのか」「あのときのあの話は全部嘘が入っていたのか」

となるでしょう。



私は説明も弁明もできません。



できないのならいっそのこと、りおさんたちとの関係は終わりにしたほうがいいのかと考えてしまいます。


職場の同僚(友人)とは違い、趣味仲間は自分の意思で終わりにすることができますから。。。







しかし、

一度会ったが最後(?)、

次の約束をその場で決めてしまいました。

逃げられなかった笑

もうちょっと、やっていくか。。。





田中のことを明かしたらどうなるだろう、と思いつつ、これからも隠していきます。






(余談ですが、田中と出会った当社、りおさんは田中のことをかなり気に入っていたと思います。想像です。

2人で出掛けたこともありました…そこで家庭があることを知りました。スッと身を引いた?と思います。

田中がもし独身だったら…2人はうまくいっていたかも?田中は否定するけど

だからなおさら話せない…)