在宅リフォームの心得 | 常盤塗装・TOKIWA LIVING 施工事例集

在宅リフォームの心得

今日は突然の吹雪、もう3月なのにあと1回ぐらい雪になるかな?


昨日から世田谷区でマンションの在宅リフォームの現場が始まりました。

築年数35年と古く、枠、建具は全て塗りものとなっています。


空家なら問題ないのですが、在宅となると色々と支障が出てきます。


まず在宅リフォームで一番先に心得なくてはいけないのは、

居住者の居場所の確保が最優先


お勧めとしては、全て手を付けてしまうのではなく、

1期、2期と工事を分けて施工するのが良い。


そのほかにも、粉じんの問題、最低限粉じん機につないで加工して

もらいたいのだが、最近の現場を見るとどこも粉まみれ。

こんな場所で仕上げ工事を行うの?と思ってしまう。





あと、臭いの問題も忘れてはいけません。


マンションによっては臭いの出るものは(溶剤系)はNGのところもあるので、

事前に管理組合に確認しなければなりません。


昔はペンキ(OP)を使用していたのですが、

今は1液の弱溶剤のウレタン塗料となっています。


この塗料は乾きが早く手に入りやすいことから重宝されていますが、

臭いがきつくクレームがつくこともしばしば、

工期や予算があればほかの手法をとることが出来るのですが、

早さを要求されると中々代用する塗料が見つからない。


やっと最近、低臭タイプを開発中とのことなのでかすかに期待したい。


でも本当は、ちゃんとした工期(塗装)をとってもらいたい。


今回は建具17枚と多く、臭いもきついのでお客さんには急遽ホテルを

とっていただきました。


今回は、元請けではなく、単純に塗装職人として行っているのですが、

現場の段取りに、塗料の説明まで、


多分、現場管理費をとっているはずなのに現場には誰もいない。

何かあったらどうするつもりだろう?


来週からまたマンションの鉄骨塗装の現場へ戻ります。

多分大変なことになっているんだろう・・・・(涙)