トキワ色日本地図

トキワ色日本地図

そこにあった白地図に、トキワ色のインクがこぼれました。

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トキワ色日本地図-日本一周達成

トキワ色日本地図-我が家に到着





北海道に向け家を出たのが10月15日のことだった。

一度帰り、山梨に向け西へ旅だったのが11月14日。

3か月を予定していたこの旅は、予定より少し短く、1月5日幕を閉じるのだった。



慣れ親しんだ町を走るのが、逆におかしな感覚。

やっぱり一番住みやすいのは横浜です。

他の地の良いところを沢山見ることで、横浜の良さを感じました。



父に、母に会うと、自然と目に涙が浮かび。

無事に帰れたこと。それが何より。

本当に御心配をおかけしました。


こんなに家へ上がるのがありがたく、嬉しいのは初めてでした。




正月とっておいた日本酒を飲み。

適当なつまみを食べ。

語り合い。





どの瞬間も俺にしか味わえなかった。

北海道にいても、京都にいても、香川にいても、鹿児島にいても、沖縄にいても。

そして、我が家に帰ってきても。

誰もトキワリュウヘイという目を通して日本を見ることはできないのだから。




ただこうして最高の日々送らせてもらえたことに感謝。



物凄い心配していたのは感じていた。

それでも送り出してくれた、父、母、祖母に感謝。


北海道札幌で泊めてくれた伯父さん、叔母さんに感謝。


石川でお世話になった母方の親戚方々に感謝。


熊本で泊めていただいた吉田さんに感謝。


山梨で泊めていただいた小倉先輩に感謝。


徳島で泊めていただいた松本先輩に感謝。


旅中、たくさん声をかけてくれた全ての人に感謝。


横浜で待っていてくれて、また心配してくれた友人たちに感謝。






何もかもに、本当に感謝の気持ちが大きすぎてどうすれば良いか分からない状況です。





ありがとう。






それがこの旅で手に入れた、一番の宝。

この大きな気持ちを、どうにか形にすることができるようにしたい。




ただ今は、すこしのんびり。

この温かな部屋で、思い出を噛み締めたい。

この四県で、僕の旅も最後となりました。

ひたすら寒く、自分がけっこう変人的なことをしているとやっと実感したりしながら、過ぎゆく時間を惜しみました。

ああ、もう終わっちゃうんだ。

そう思うと寂しさが沸いてくるもんです。

1月2日




トキワ色日本地図-白浜




南紀白浜。

この日はひたすら紀伊半島を走る。

本当に白いもんですね、砂が。

友人に何もないように言われてましたが、とても良いとこでしたね。




トキワ色日本地図-千畳敷

トキワ色日本地図-橋杭岩

自然が見せる壮大さ。

太平洋は偉大です。

四国、紀伊。この海は本当に綺麗でした。

太陽がのぼるだけで海は良いんです。




トキワ色日本地図-獅子岩



獅子岩。

雄々しいです。

正月にぴったりですね。




トキワ色日本地図-フェリー転覆


フェリー転覆。

一か月以上前でしょうか?

東京発沖縄行きフェリーが、波で倒された。

鹿児島から沖縄に行くときには、それに乗り合わせた人とも話をし。

三重の海岸沿いを走っていると、あったんです。

巨体を横たえ、何か異様な雰囲気を出しているフェリーが。


万が一。

いやそれ以上に起こらないことなのかもしれない。

しかし実際にありえた。

今回僕はフェリーを7回使った。

そのうちの三回は20時間を越える長旅だった。

無事で何より。


安全に帰ることが一番と、本当に思いました。







1月3日





三重伊勢神宮へ。




トキワ色日本地図-伊勢神宮


初詣です。

日本一周していないと行けないところで、せっかくですから。

三日早朝だというのに、けっこう人いました。

やっぱりこういうところは違いますね。




トキワ色日本地図-清めよう


規模違いますね。

普通サイズだったら清めるだけで長蛇の列です。





トキワ色日本地図-内宮



この旅が無事終わりますように。

皆が健康でいられますように。

昨年同様、良い年が送れますように。




もうここまできて、特別なことなんて必要ないですね。








トキワ色日本地図-ひつまぶし

トキワ色日本地図-手羽先を食べているひでゆき



夜は名古屋で友人と会う。

彼に会うが為に、紀伊半島猛ダッシュでした。

いや勿体なとも思っていました。が!!



な、なんと!!

ひつまぶしを御馳走になりました。

これやばい。

うなぎ大好きです。

最高です。

お茶漬けうまいんですね。


日本一周うまいものランキング。

全国の皆さんゴメンナサイ!!!!!

これうますぎました。



ひつまぶしの後は手羽先食いながら酒も飲み。

やっぱ最後にこんなん無かったらやってられませんよ。

いいじゃないこのくらいの贅沢。

許す!!





1月4日




静岡で友人に会う予定でしたが、ちょっと合わずに残念。

ということで、もう帰ることにしました。

このまま惰性でグダグダするぐらいなら帰った方が良いと思ったんです。

予定よりも早い帰路。


最後のテント。

日本酒を買い、今まで撮ってきた写真を見ながら一杯。

最高の時間ですね。

この空間が名残惜しくなりました。

よく眠れた。

最初の晩を思い出すと、北海道の夜を思い出すと、懐かしい。

もう不安眠れないなんてことは、ないのだから。



トキワ色日本地図-ラストテント




1月5日





できすぎ。

素晴らしい景色を見る度、僕はこの言葉を口にした。




トキワ色日本地図-富士山



最後の地、静岡。

富士も迎えてくれる。

素敵なものを沢山見せてくれたこの旅で、本当に申し分のない最後でした。



これぞ日本!!

最高日本!!





1月5日午後2時頃。

僕は久々に、神奈川県に帰ってきた。

さあさあ残すところ僅かとなったこの旅。

和歌山から徳島に渡り四国入り。


海を間に挟むだけでね、人は大きく変わる気がしました。

島がはぐくむ個性。





12月27日



トキワ色日本地図-鍋



まず徳島について大学の先輩を訪ねました。

鍋をして、酒を飲んで。

なんか初めてくる地で知人と飲むってホント変な感覚ですね。

冷え込み厳しい中で、本当にありがたかったですね。


徳島ラーメンなんてものも食べましたが。

どうも今いち。

甘辛い感じがね、物足りないんでしょう。

と言いながらちゃっかり二回食ったりしてね。




12月29日




トキワ色日本地図-松

トキワ色日本地図-琴林公園



ここは徳島から高松に向かう途中、讃岐のあたりによった琴林公園です。

松と砂浜と海の織りなす美しさ。

時間帯がよかったですね。

景色が一番輝く時間。

マジックアワーってほんとすげー。




トキワ色日本地図-美しき海


この色合いたまりません。

胸に沁みます。

何も言うことはありません。




12月30日




この日は金刀比羅山を上りに行きました。

御参りおさめですね。

バイクで移動し体力低下している僕にとっては、そうとうきつかったです。




トキワ色日本地図-石段


トキワ色日本地図-あと491


ただひたすら階段です。

延々階段です。

足最初の100段でパンパンです。

これは長い戦いでした。




トキワ色日本地図-ひたすら


お次の写真も階段です。

これはもう階段としか言いようがありません。



トキワ色日本地図-こんぴらからの景色

トキワ色日本地図-奥社

トキワ色日本地図-1368


1368段!!

足ぴくぴくしますよもう!!

達成感ですね。

良い眺め。

母よ、修学旅行にきたというのに、心臓が弱いからと上るのをさぼった貴女は、正しかったのかもしれません。






トキワ色日本地図-道後温泉



続いて愛媛県まで移動して、道後温泉へ。

ここは千と千尋の神隠しのモデルになったところみたいですね。

とにかく金刀比羅の疲れを取るには最高な場所でした。


神の湯、霊の湯ってなんだか本当チヒロチックでしたね。



トキワ色日本地図-千尋の腰かけ



こんなところに腰掛けてましたよね。

外装は台湾、内装は道後温泉といわれてて。

もう中は迷路みたい。

なんでここを下って風呂場なのって感じ。

ちょっと混んでいて、落ち着かなかったけど、楽しめる温泉でしたね。



12月31日


トキワ色日本地図-高知の雪


なぜだ。

なぜ高地にいるのに、雪景色が見えるんだ?

これは幻想ではありません。

もう吹雪いてましたよ。

走りましたその中を。

寒すぎです。

手足痛すぎです。

ここにきて一番のきつさが来るとは思いませんでした。





トキワ色日本地図-土佐の男


トキワ色日本地図-高知の海


雪道を越えてたどり着いた桂浜。

そこでは今話題の坂本竜馬が待っていた。

今年最後の地としては、申し分のない場所。

思ったよりでかい竜馬。

桂浜からの風景も良く、素晴らしい場所でした。



1月1日




トキワ色日本地図-はりまや橋



はりまや橋。

大晦日の夜、冷え込みに耐え切れず「西鉄インはりまや」に宿泊。

いいじゃない、大晦日の夜くらいゆっくりしたって。

紅白を見て、ゆく年くる年を見て、マイケルジャクソンの特番を見て。

朝起きてニューイヤー駅伝途中まで見て。



ああ、俺なんで高知にいるんだろうって、思ったりしました。





トキワ色日本地図-夫婦岩



そして室戸岬を通って徳島に戻ることに。

高知ではずっと海沿いを走りましたが、やっぱり自然の作り上げるものは飽きることがありません。

もはやここまで来ると、建造物を見たりするやる気がなかったり。

それでも海を見ていると、やっぱり感動しますからね。






とりあえずうどんを食べまくりました。

合計6食くらいはうどんでした。

香川のうどん最高です。




徳島からまた和歌山に戻り、残るはあと四県。