9月16日で禁漁を迎える野呂川の支流、北沢キャッチ&リリース区間へ…。天候も良く朝のバス停は大混雑を想定していたけど、日曜日だからか、意外に空いていた。昨日以前から山へ上がっている登山者のクルマは既に駐車場にはいっぱい駐車していた。仙流荘は戸台パークと名称を変えて駐車場がかなり整備されていた。ここ数年、山梨側から上がれないので長野側からの客が倍増したんだろう。朝の標高2,000mの北沢峠につくと長袖でも寒かった。峠から下って一路北沢を目指した。
朝イチの便から降りた客の中には自分の他には見当たらなかった。肌寒い渓、ロッドを繋いで支度をしていると、足元の流れに魚影が見えた。ドキドキ!
パラシュートをキャストすると、いきなり食ってきた。可愛いサイズだけど嬉しい。
久しぶりの山岳渓流だけに慎重に歩いた。秋も進んでいる事だから、殆どのイワナは上流を目指し、堰堤下に溜まっているだろう…と
堰堤前の岩の上から見下ろすと魚影が見えた。デカいサイズを狙ってキャストするけどその脇の小ぶりなヤツがかかってしまう。それでも嬉しい事には変わりないけどね。
次々と釣れてくる。
それでも大きな魚影は、なかなかドライフライを咥えてくれない。シーズン終盤、キャッチ&リリースで学習が進んでいるから仕方ない。このサイズならバンバンかかってくれるから贅沢は言ってられない。
充分釣ったので、正午の時報で帰路についた。
ゆるい登りでも、なかなか足腰にくる。
北沢峠バス停では、帰りの登山客が順番待ちしていた。おかげで臨時便に乗車できてラッキーな帰路になった。来シーズンは両俣小屋に行きたいな。