今日で東日本大震災から10年


あの日、いつものように職場に行き、金曜日だったから少し気も緩んで…

そこに、今まで経験したこともない地震が来ました。大勢の人たちを外に誘導、何とも言えない黒い雲が立ち込めて来たのを覚えています。

あと一揺れすると、部屋の窓が完全に割れてしまうのではないかと思うような凄まじい音

それぞれが自分の家族を心配しました。

うちは上の子が大学受験のため関西に行っていて留守、下はちょうどインフルエンザで学校を休んでいて家にいました。中1でした。

ほとんど治っていたため、寝込んでは無かったけど、マンションの10階なので、家がつぶれてないか心配でした。

夫は私と職場が近くて、それでも電話が通じず、皆が孤立した状態でした。

管理職が、早目に帰るように促してくれて、急いで帰路に着きましたが、家にいる息子が心配でしたが、帰ってみるとすでに夫が帰っていて、家の中は無事でした。

関東に住んでても、これほど怖い思いをしたのですから、東北の方が味わった恐怖は想像が出来ません。
地震よりも恐ろしい津波と言う有り得ない状況は、簡単には言葉に出来ません。

もう10年…
まだ10年…

これから確実に起こるであろう南海トラフの大地震で、今まで学んで来たことが役に立つよう、日々防災意識を持たないといけないでしょう。

この一年、コロナに翻弄させられました。これもまた災害のようなもの。

少しずつ慣れてきて、東京の人出も増えています。

危機意識を今日もう一度自分の中で再確認する日になればと思います。

職場では今日その時間、東北の方向に向かって、全員で黙祷することになっています。

少しでも全国、世界中の皆さんの気持ちが、東北の被災された皆さんへ届きますように。



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