ローカル線の旅
ある雑誌の付録です。
真冬のローカル線、確かに旅情を誘いますが、実際に乗ったらかなり寒そうです。
大湊線は青森県上北郡野辺地町の野辺地駅から下北半島の陸奥湾側を縦貫してむつ市の大湊駅までを結びます。
「はまなすベイライン大湊線」という愛称です。
富良野線は北海道旭川市の旭川駅と富良野市の富良野駅を結びます。
人気ドラマの舞台として有名な観光地となった富良野や、美しい丘のまち美瑛はこの沿線にあります。
秋田内陸縦貫鉄道は秋田県で秋田内陸線を運営する第三セクターです。
みちのくの小京都、角館駅から世界一の大太鼓の里にある鷹巣駅までを結びます。
小湊鉄道は千葉県市原市などに路線を有します。
市原市の五井駅から大多喜町の上総中野駅を結びますが、そこから先は「いすみ鉄道」につながっており、大原駅で JR 外房線に出られます。
寒くなれば純米酒で熱燗でしょう。
「蔵の裏手の天神池に棲む神の使いの亀」から命名されたとか。
ローカル線は閑散線区や旧国鉄の赤字線など輸送量の少ない線区に対して用いられますが、一般には「ローカル線 = 田舎」を意味するのでしょう。
昔ながら純米酒を賞味しながら、観光目的だけでなく地域生活の足としてのローカル線の存続を期待しました。
サブレ & パイ
頂きものがありました。
二つの箱入り。
京サブレと書いてあります。
開けてみましょう。
ちょっと食べてみましたが、どれもこれもさくっ、ぽろっ、と滑らかに口中で溶けていきます。
いろんな美味しさの " 京 " の字が楽しいです。
もう一方の箱はパイです。
左の列は「かえで蜜パイ」。
ふんわりしたパイにメイプルシロップの香りをしっかり感じられます。
右の列は「ごまカラメルパイ」。
焼き上げられ生地の中に香るカラメルがいい食感を生んでいます。
そうなると必然的に今宵の酒はカラメル色。
12 年、20 年は既に紹介しております。
今回は 3 年と 8 年ですが、やっぱり区別がほとんどつきません。
とにかくいずれも、サブレ & パイと共にスイスイ美味しく飲めました...
寒くなりました
先月、「暑いですね」などと書いたばかりですが...
さらにデスクトップ上にファイル多過ぎとお断りした上で。
早いものでクリスマスシーズンです。
しかし手前のこのブツはクリスマスとは関係なさそうな?
ちゃんと点きます。
PC 前でガチャガチャやってることの多い私を見かねたのか、家内がどこかからか買ってきてくれました。
いろんなモノがあるんですねぇ。
前記事で Taltarni Tache を紹介しましたが、今宵は Taltarni T Series
です。
シンプルなようでなかなかおしゃれなラベルと思います。
シャルドネ、ピノ・ノワール、そして少量のピノ・ムニエ。
かすかに緑がかったレモン色の外観です。
果実味が前面に出ています。
PC 前で小さなライトに照らされながら雑事をこなし、自宅でわずかに蜜柑っぽい香りのするスパークリングを楽しんだのでした。
King Crimson 3
高校時代から親しんでいるとはいえ初めてライヴを堪能した後ですから、つい関連ものを頼んでしまいます。
例によって amazon から。
レココレ・アーカイヴズ キング・クリムゾン (レコード・コレクターズ増刊)。
レココレのキング・クリムゾンの記事を一冊にまとめたものです。
まず特集記事として、
キング・クリムズン ( 1989 年 3 月号 )
キング・クリムゾン進化論 ( 2002 年 10 月号 )
クリムゾン・キングの宮殿 ( 2000 年 1 月号 )
太陽と戦慄 ( 2012 年 12 月号 )
暗黒の世界 ( 2015 年 1 月号 )
レッド ( 2013 年 11 月号 )
またインタヴュー/企画盤として、
紅伝説 1969 - 1984 ( 1992 年 2 月号 )
ザ・グレート・ディシーヴァー ( 1993 年 1 月号 )
ロバート・フリップ・インタヴュー ( ミュージック・マガジン 1993 年 1 月号 )
マイケル・ジャイルズ・インタヴュー ( 2002 年 1, 3 月号 )
ロバート・フリップ・インタヴュー(2003年1月号)
濃縮キング・クリムゾン ( 2007 年 1月号 )
40 周年記念エディション ( 2010 年 1 月号 )
が収載されています。
彼らの音楽を聴き始めたファンに最適な一冊といえましょう。
Live at the Orpheum は 2015 年に発表したライブアルバムですから、私の観たライヴとほぼ重なっています。
実際のライヴを観た後でこの CD を聴いた私の率直な感想ですが、「今のクリムゾン、真のライヴバンド」です。
それくらい演奏のレベルは高く、是非ライヴで楽しむべきです。
彼らのことを全く知らない方がこの CD を聴いたら、「ナンだ、クリムゾンって有名な割につまらない」と勘違いされるかも?
あくまでこの CD は、ライブの余韻を楽しむものといえましょう。
今宵の酒はこちらです。
今更ながらですが、口に含んで米の甘みがしっかりと感じられる純米大吟醸をお求めなら間違いのない一品です。
クリムゾンの歴史を書籍で読み返し、ライブの余韻を CD で楽しみながら傾けました。
King Crimson 2
公演当日の画像を追加でご披露します。
会場のサンポートホール高松。
向こう岸は本州、岡山ですかね?
公演前に同行者と腹ごしらえ。
私はあっさり海鮮サラダ。
こちらは同行者のモノ。
そろそろ会場に向かいましょう。
さすがはプログレの旗手、期待を裏切らぬ公演ポスターです。
公演は前記事でお伝えしたとおり、最高でした。
パンフも購入。
12 年ぶりの日本公演です。
リーダーのロバート・フリップ。
このギターの図柄はいうまでもなく...
彼らの偉大なるデビューアルバムであり音楽史上最高のプログレ・ロック・アルバム 50 選の第 2 位を飾る『クリムゾン・キングの宮殿』です。
ロバート・フリップが率いる King Crimson、結成から約 50 年です。
当時の、そして後世のロック・ミュージックに多大な影響を与え続けています。
Paul McCartney と共にいつまでもがんばってほしいミュージシャンです。
King Crimson 1
高校生時代からファンである King Crimson が来日、大阪に遠征予定だったところ、なぜだか高松で追加公演が組まれ、彼らのライヴを堪能する幸運に恵まれた件については以前、ちらっとお伝えしております。
THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR in JAPAN 2015。
とあるところからチケットを入手しましたが、列・番号から推測できるように最前列ど真ん中の席でした。
今まで数あるライヴを観ましたが、間違いなく最高といえるものでした。
個人的には最も好きな曲、Starless を聴けたのが嬉しかったです。
70 年代の彼らを象徴する曲と思っています。
どのくらい象徴してるか?、って訊かれると答えに窮しますが、あえてお答えするなら、
「 King Crimson の Starless を今まで聴いたことのない人は幸せである。
初めて Starless を聴き終えたときの感極まる体験をまだ知らないのだから」
ちょっと大げさですけど 70 年代からの彼らのファンならきっとわかってもらえることでしょう。
今宵の酒にいきましょう。
TALTARNI TACHE です。
tache は " 色付きの " という意味だそうです。
撮ってませんが外観色はまさしくサーモンピンクです。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの比較的クラシックなスパークリングワイン品種のブレンドです。
華やかな外観色とは裏腹に、なかなか複雑で洗練されたスパークリングワインを味わいながら、今も現役でがんばっている King Crimson、そして彼らを率いるフリップ卿に想いを馳せました。
Starless、お暇なときにでもお聴き下さい。
隠し酒
I 酒造の通販を時々利用していることは既に書いております。
今回、I 酒造で購入したのがこちら。
右の隠し酒、数量限定品ではネット経由では買えず、わざわざ I 酒造に出向いて購入しました。
我ながらこと酒となるとマメです。
辛口なのにわずかに甘みがあります。
初めて購入した際、新聞紙で巻いてるもんだから、はて?、って感じでしたが、光をきっちり遮断するためとか。
左のかりかりわさび漬け、辛味と大根のはっきりとした食感がなかなかです。
私は酒肴として食べますが、白飯のお供としてもイイでしょう。
こちらは吟醸酒を練り込んだという完熟麺です。
我が家ではもっぱら鍋料理に投入しています。
お次はスペイサイドのシングルモルトです。
日本での知名度はそれほど高くなく、準隠し酒といえるかも?
わずかにチョコレートの香りがしますが、それほど泥臭くなくフルーティーですらあります。
秀逸なラベルを眺めながら味わいました。
投稿後追記; 最後の 2 枚の画像は特定読者のためだけにアップいたしました。
日曜当番医の昼食
過去記事で、
「当院通院中の女性患者さんが新しく懐石の仕出し店をオープン され、日曜当番医の昼食として職員 9 名分の弁当を配達して頂きました」
と書き、さらに「次の当番医でも配達をお願いしました」ことはお伝えしております。
この当番医でもお願いしました。
新鮮で彩り豊かな食材を使用してますね。
味はもちろん、見た目も華やかな料理です。
企業の会議や研修、接待、家庭や地域での行楽やちょっとした集まりの場も華やぎそうです。
またまた M ちゃん登場...
緊張の続く当番医から解放されたら酒です。
カヴァ コヴィデス ドュック デ フォワ ブリュット スリーヴ アイス 750ml です。
チャレッロ、マカベオ、パレリャーダのブレンド。
光り輝く淡いイエローの外観、きめ細やかな泡立ちを楽しみながら当番医の一日を振り返ったのでした。
地域医療等振興自治宝くじ
大学時代の麻雀から始まって競馬、パチンコなど一通りのギャンブルは経験しましたが、ここ 10 数年以上、足を洗っています。
今では宝くじをチョコチョコッと買うくらいです。
この地域医療等振興自治宝くじは主に地域医療振興のために栃木県が発行するブロック宝くじです。
発売元は栃木県なのに販売地域は全国です。
発売目的は長寿社会づくりソフト分と地域医療等振興分に分かれており、後者分は自治医科大学の運営のために使われます。
この大学の入試制度はかなり特殊で、入学定員を各都道府県に振り分けて合格者を決定します。
私が受験生の頃は各都道府県 2 名しか枠がなく、受験会場も岡山県庁だったような?
卒業後は採用枠都道府県の定めにより、公立病院を中心に 9 年間(ただしこれは大学を 6 年間で卒業した場合。留年したりすると在学期間の 1.5 倍の期間となるらしい)地域医療、すなわち僻地医療に従事することが求められています。
6 年間の学費( 2,200 万円程度)は在学中は貸与され、卒業後、上記の御礼奉公が終わるとその返還は免除されます。
私もこの大学の受験を考えていましたが、以下の点を考えて回避しました。
・少なくとも 9 年間、僻地に行かねばならない
・その間、ほぼ全科の疾患に対応しなければならない上、自らの希望する専門領域の研修を受けにくくなる
・採用枠都道府県(私の場合は岡山県)から僻地医療の充実という大きな期待を寄せられること自体、かなりプレッシャーになる
そんな理由で受験しなかった自治医科大学ですが、こちらを卒業された Dr. は例外なく勤勉で優秀です。
上述のプレッシャーに打ち勝って医師国家試験に合格(毎年この大学の国試合格率はほぼ 100% ! )され、9 年以上の僻地診療にも耐え、そのまま地域医療に邁進されています。
「約 2,200 万円も公費を授かっているのだから当たり前」
という意見もあるでしょうが、その立場になれば授かっている高額な公費も含め、そのプレッシャーは想像を絶します。
気を取り直し、今宵の酒にいきましょう。
Brut Riesling Cuvée Victor Hugo 2011 です。
このクレマン、外観は淡い黄色です。
かすかに桃の香りのするクレマンを味わいながら、
「自分が自治医科大学に進学していたら、今よりもっとマシな臨床医になってたかも?」
などと妄想モードに入ってしまいました。
あ、肝心の地域医療等振興自治宝くじですが、かすりもしませんでした...
内視鏡保守契約
当院の内視鏡機器の多くは O 社と保守契約を結んでいます。
その契約の満了を迎えるようです。
平成 19 年 4 月 1 日の医療法改正で、医療機器安全管理責任者の設置が必要になり、医療機器の保守点検に関する計画と適切な実施が要求されています。
安全管理のための体制を確保しなければならない医療機器は、薬事法第 2 条第 4 項に規定されている医療機器全てとされており、もちろん内視鏡機器も含まれます。
O 社で取り扱っている特定保守管理医療機器は、いずれの製品も定期点検についての詳細情報を提供しておりますので、その情報に基づいて保守点検に関する計画を策定・実施しなければなりませんが、当院のような零細医院ではそのすべてを自前で完遂することは困難ですので、できない部分については O 社にこうして委託する必要があります。
今宵の酒にいきましょう。
球磨焼酎伝統の米と独自のアルカリ温泉水、そして新鮮な生の牛乳を同時に発酵させて造り上げた焼酎だとか。
フルーティで軽快です。
口に含むと確かに甘くミルクの香りがすろような?
医療機器は保守点検を確実に行ってこそ正しい性能を発揮できます。
適切に実施していなかったことが原因で医療事故等が発生した場合、医療機関に管理責任が問われます。
保守契約には安からぬ経費がかかりますが、検査を受けられる患者さん方の安全には代えられません。
日本唯一の牛乳焼酎を味わいながら思いを新たにしました。