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瀬比亜零

小説を読むのもよし、書くのもよし、両方できればさらによし。
週末&サラリーマン作家の気楽なブログです。

皆さん、いかがお過ごしですか。いつも、私のブログに寄って頂き、有り難うございます!

 

私の住む街では、今は晴れておりますが、この三連休は雨との予報です。せっかくの休みですが、残念です。しかし、おうち時間を楽しむにはちょうど良いかもしれません。どうぞ、有意義な連休にして下さいね!

 

さて今月は、私の先輩作家である吉田裕美さんの作品を特集しております。本日は、「KI・RI・E」のご紹介です。今から8年ほど昔の作品ですが、それほど古さを感じさせません。物語は、稀莉栄の身体にまつわる身体的な現象です。その現象は、この稀莉栄の家に受け継がれたもの。果たして、それが稀莉栄の人生を大きく変えてしまうのか?

 

ストーリーの面白さは、もちろんのこと、学園物の要素も存分に含まれているため、そのような観点から見ても、ほのぼのとした作品に仕上がっております。さらに相撲好きという裕美さんだからこそ、稀莉栄と彼との関係も、スポーツ根性物(私は柔道一直線など、よく観ていたので)のような面白さも感じさせます。

 

表紙のイラストについては、C‘S Factoryの代表・東野氏にお願いして探してもらったものです。ただし、文字打ちは私自身が手掛けております。まず悩んだのは、文字のバランスです。タイトルにローマ字が入っておりますので、日本語のようにまとまらないと思いました。それにサブタイトルも、意外に長いので、それにも苦労したのを、この前のことのように思い出しますが、それもこれも、善き作品に巡り合えた嬉しさのほうが、はるかに上まわっていたので、何の苦にもなりませんでした。裕美さんの作品ではありますが、私の思い入れも強い作品です。

 

 

KI・RI・E ~はじまりは夏のおわりから~

稀莉栄(きりえ)は、幼いときに父から聞いた実家で語り継がれてきた伝説にいたく関心を抱いていた。高校生になって、その伝説についてさらに詳しく調べてみたら、隠されていた意外な事実を知ってしまった。稀莉栄の体は、普通の女の子とは違う。体質はその伝承の痕跡なのかも知れない。辛い運命を背負って生きなければならないかもしれない。プレッシャーと自分の気持ちに正直に生きたいとの思いに揺れる18歳の稀莉栄。
 

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どうぞ、よろしくお願い致します。