私のブログにご訪問くださり、ありがとうございます!
はじめてお越しくださったあなたに、私のことをお話しさせて頂きますね。
リアルなお友だちにも話したことがないようなところまで、お伝えしたいと決心したのは…
ご縁があって、このブログにお越しくださったあなたに、私のことを知って頂き、
『辛い思いでいるのは私だけじゃないんだ…』
と、少しでもホッとしてくださったら何より嬉しいと思うからです。
良かったら、お付き合いくださいね。
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私は、現在、金融機関で電話交換手として働きながら、カウンセラーやグリーフケアのファシリテーターとして皆さまのお役に立てるよう日々学びを続けております。
グリーフケアとは、身近な人と死別して悲嘆に暮れる人が、その悲しみから立ち直れるようそばにいて支援することで、一方的に励ますのではなく、相手に寄り添う姿勢が大切とされているものです。
そして、ファシリテーターとは、体験学習を用いた人間関係トレーニングの場で、グループ・プロセスを適切に観察し、介入と促進を行う者のことを言います。
つまり、身近な人を失い、喪失感や絶望感で身動きが取れなくなっている人が、いつの日か自分の力で歩いて行かれるように、寄り添い、お話しを傾聴し、自信を取り戻して頂けるようなお手伝いをするお仕事のスペシャリストになるべく勉強している最中なのです。
そこで、何故グリーフケアのファシリテーターに?
と、思われたと思います。
私は、平成25年10月に夫を自死で喪っているのです。
私が、どのように夫を亡くしてから立ち上がって行ったかをこのブログでお話ししていきたいと思います。
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私は、東京の下町で生まれ育ちました。
兄がいたそうですが、私が生まれる前に亡くなったので、ほぼ一人っ子として育ちました。
貧しい家庭に育ち、両親は共働きでしたから、一人で留守番をしながらおとなしく沢山の絵を描いていたそうです。
恐らく、その頃は引っ込み思案でおとなしい子どもだったと思います。
また、動物が大好きで、ハムスター、セキセイインコ、ひよこ、十姉妹などを飼っていました。
アパート暮らしでなくなってからは、犬や猫を飼いたくて、拾ったり友だちからもらったりしては怒られて、泣いてひっくり返って強引に飼うことにしてもらったことを覚えています。
どうやら、私のワガママはここから既に発揮されていたようです(笑)
そして、私の両親は仲が悪く、いつも母が怒っていて、父はそれを茶化して相手にしていないようなふりをする人でした。
父は、自分のことが大好き?で、自分の楽しいことだけを優先し、家族のことは余り考えられないような人だと記憶しています。
もちろん、母にも悪いところは沢山あったのだと今はわかりますが、当時の私にとって父は全く尊敬出来ない存在でした。
母からの植え付けかもしれませんが、仕事も余り出来ない人だと思っていました。
母は、結婚してすぐに離婚したかったそうですが、田舎で商売をしていた祖父から、
『出戻りなんてみっともない!』
と、言われ離婚を諦めた時に兄が出来て…と言う経緯だったとのことです。
全てを両親のせいにするつもりはないのですが、私が男性を見る目がないのは、両親の仲の悪さも原因の一つのような気がしますね…(苦笑)
また、小学生の頃には、イジメが横行していまして、貧乏な子の私は何度かターゲットにされました。
母が私に良かれと思い、湘南地区の富裕層が住む土地にある、企業の社宅の管理人の仕事を探して移り住んだんだそうです。
ですから、周囲は大邸宅が多く、同級生のご家族も、経営者だったり、会社役員だったり、大学教授だったりと立派な職業のご家庭がほとんどでしたから、私は浮いた存在になってしまった訳ですね。
他に少数ですが、イジメられている同級生もおり、女の子なのに男の子に蹴られたりしていたので、担任の教師に掛け合っても相手にされず、頭に来た私が教師に噛み付き、頬を殴られると言うこともありました。
冷静に考えると、
“噛んじゃダメでしょ”
なんですけどね(苦笑)
学校生活がちっとも楽しくなかったので、登校拒否になったこともありますが、そんな時は母は何も言わずに休ませてくれたので、そのことは本当に感謝しています。
無理矢理に学校に行かされていたら、もしかすると最悪の選択をしてしまったかもしれませんね。
そんなこんなで、小学生時代は余りいい思い出がないのですが、中学校に進学すると、同じような特にお金持ちではないおうちの子たちも沢山いるようになり、私もテニス部に入部して、部活の方もお友だちが増えて、楽しく中学生活を送ることが出来ました。
その後の人生も特段の問題もなく、女子高、専門学校、就職もすんなりとこなせて、後はその時の恋人と結婚して…なんて青写真を描いていたのですが…
じゃあ、どこからおかしくなったんでしょう???
まずは、その時の恋人にフラれちゃったところからでしょうか…
『俺とお前が結婚してもおままごとになっちゃうよ』
の一言でフラれまして…
今から考えると、なかなか見る目がありましたね、その恋人は!
我ながら、あんまり結婚向きじゃないので、見抜かれてたんですね。
でも、私は、どーしても結婚したかったんですね。
『未婚なんてカッコ悪い!』
と思ってました。
バカですねぇ…(苦笑)
そんな考えでしたから、当然うまく行く訳もなく…
さぁ、それでは、ここで第1話を終わらせて頂きますね。
ここまでお読みくださり、感謝致します!
ありがとうございます!
続けて、第2話もお読みくださると嬉しく思います。