現存数が少ない貴重な木造足袋蔵「行田窯」@行田市の蔵めぐり | ときいもちゃんのつぶやき Vol.1

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生まれも育ちも讃岐の麺喰いです。関東に来て武蔵野うどんなるものを初体験。うどんを噛んで食べる習慣に衝撃を受けつつも、つけ汁の美味しさにハマりました。うまい!うますぎる♪
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佐間天祭り(八坂祭)のついでに外観見学してきました。


こちら、行田市内でも現存数が少ないと言われる木造の足袋蔵。

陶芸工房 行田窯(ぎょうだがま) 蔵


ときいもちゃんのつぶやき。-数少ない木造足袋蔵 行田窯(ぎょうだがま)
ときいもちゃんのつぶやき。-行田市に残る木造蔵 行田窯(ぎょうだがま)


木造2階建てのこの建物は、元は「穂国(ほこく)足袋」の商標で知られた荒井八郎商店の

足袋原料倉庫で、昭和初期に建設されたものと思われます。


同商店の手を離れた後にこの場所に曳き家され、東半部が取り壊されましたが、現存する

数少ない木造の足袋蔵として貴重な存在です。

現在は陶芸工房として再活用され、「行田窯」となっています。

                                  平成22年3月 行田市教育委員会


 ときいもちゃんのつぶやき。-行田窯(ぎょうだがま)@埼玉県行田市


…とまあ、そういうことです。

もともとは足袋を製造するための原反を保管していた倉庫だったようです。


より詳しい情報はこちら→ 市報ぎょうだ(№768) PDF


行田市で足袋作りが最盛期のころは完成品を保管・販売するための足袋蔵だけではなく、原反を

織ったり染めたりするところ、コハゼなどのパーツを作るところ、専用ミシンを販売・修理するお店な

どなど、関連企業が多く存在していたことでしょう。


そんな中、女工さんたちの胃袋を満たすお店としてフライ屋さんも出現したんですね。

今ではなかなか想像出来ませんが、その頃は人が溢れる活気のある町だったんでしょうねぇ。


 ときいもちゃんのつぶやき。-行田窯(ぎょうだがま)@埼玉県行田市


陶芸工房「行田窯」として再生された現在、広々とした足袋蔵内に様々な陶芸作品を並べて販売

されているようです。


「されているようです」というのも、開館日が火・水曜日限定なので、入ったことが無いんですよ汗

しかも、オフィシャルのHPを見てもどういう活動をしているのか、不案内でサッパリ分かりません。


なかなか謎の多い工房です。どなたか平日休みの方、ぜひリサーチを (・ω・)/

ときいもちゃんのつぶやき。-希少な木造足袋蔵 行田窯(ぎょうだがま)

 行田窯(ぎょうだがま)

 http://www4.plala.or.jp/gyodagama/

 〒361-0032 埼玉県 行田市 佐間 1-11-15

 【開館時間】 13:00~18:00

 【開館日】 火・水曜日のみ開館

 手紙 bintato@violet.plala.or.jp

 FAX 048-555-0286

 旗 場所はこちら の道路沿い (彩々亭 の隣)


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