創作物を見ていただくと分かると思うんですが、自分は少年物の話を描くのが好きなんです
特に理由があるわけではないんですが、何か小学生のころからそうでした
「少年が出てくる話を書きたい」
そこから割と絶望的な話を読んだりしていたので、思想がそっちの方に偏ったというか
今の自分を形成したのは主にALI PROJECTさんと乙一さんだと思っています
なので、切ない話だったり黒い話が多かったりします(笑)
以前も話したかもしれませんが、「君のその性格でよくこういう話が思い浮かぶな」とか「本人と作品のテンションが違いすぎる!」とよく言われます
内なるものには黒いものが詰まっているということで
というか、絶望的な話を書きたいんですよね
心が折れてしまうような、立ち直れないような出来事
人為的にはどうしようもないこと、後悔先に立たずな話、それを好んで書きます
もちろん白っぽい話が書きたくなれば白っぽい話を書きますが、何かやっぱ影があるような気が自分でもするわけです(笑)
ええと、要するに絶望的な状況から微かな希望を見出し、掴み取るというような話を書きます
人間は強いということを言いたいわけではないのですが、何でしょう…
どんなに絶望的な状況でもそこには微かながら希望が残っていて、それを糧に人間は生きていける、というのを書きたいんですかね?
今大雑把に自分の作品たちを振り返ってそう感じただけですが(笑)
それにしても自分でも思うわけですよ
過去の作品を読んで、よくこんな話を思いついたなとか、自分の頭の中はどうなっているんだとか!
ちょっと自分の頭を半分に割って、覗いてみたいなとか思いますね(笑)
そんなわけで、今は絶望的な目に遭った少年たちが再生していく話を書くのが好きなわけです
無責任なことを書くようですが、どんな状況下に置いても、人は再生できるというのを言いたいのかもしれません
話をガラッと変えまして
湊かなえさんの「告白」を映画で見た時は、復讐系の話も書きたくなりましたね
主にいじめを苦に自殺してしまった子の遺族が、いじめを行った生徒に対して復讐を行うという
プロットは出来上がっているんですが、中々後味の悪い作品で書く勇気が出ません(笑)
しかし理不尽だなと思うんですよ
自分の子供を殺されたのに、殺した人間を殺せないこの世が
しかも裁くのは被害者側ではなく、全く関係ない人間
それって如何なものなんでしょうか?
かといって、殺せる世界に賛同できるかと言われれば、それを肯定はできませんが
しかし、加害者を守る少年法というのはどうなんでしょう
あれでは被害者も浮かばれません、少なくとも自分はそう思います
人を死に追いやったことに変わりはないのですから、大人同様に裁くべきだと思うのです
…最後ちょっと真面目な話になってしまいましたね
そういったことを経験していない自分が言うことで、不快な思いをされた方がおりましたら大変申し訳ありませんでした
しかし、自分はそういった事を発言するのを止める気はありません
私自身が本当に思っていることなので
次の更新では明るい話ができるといいです!
皆さんに笑っていただけるような話を!
それでは次の更新まで/~~~