私の母の話をします。 

認知症を発症していた母は、私と普通に会話も出来るのに、私が自分が産んだ子であることを忘れてしまいました。


 「かあちゃん」と呼んだら返事をするのにも関わらず、私はあなたの娘です、と話すと出産すら経験していないと否定するくらい驚いておりました。


 自分の若い頃の話や、戦争体験、親きょうだいの話はブレもなく何度も繰り返し話せるのに、母からは、婚姻後の自分の家族についての話は一切されなくなりました。私は母と思い出の共有が出来なくなってしまったこと、つまり母の記憶から私の存在が消えてしまったことになんとも言えない衝撃を受けました。


 さらには、もしかすると私も息子の母であることを忘れてしまうかもしれない、そのとき息子は私と同じように寂しさを感じるかもしれない…。


 なので、月並みな話ですが、もう今日から、今すぐから、思いは言葉で伝えよう、直接伝えられなくなったときに備えて、手紙を書いておこう、ちゃんと書けよ、と自分に指令を発しておくぞと思います。


自分はどうしたいのか


誰に何をしておきたいのか 


自分らしく生きるためにはどうすべきか


やるべきことは後回しにしない


充実した、テキトーLIFEを送りたい



いろいろあるけど、つまりは最期のときに頑張ったなと自分を褒めることが出来ればな、と思う


 人生には、ユーモアも必要だから、ゆるゆるとやる。