2024年3月15日、特急しらさぎ・サンダーバードはその役目を北陸新幹線に託し、敦賀〜金沢の運行を終了しました。
今回は、3月16日の敦賀駅とかがやき502号東京行き 上り1番列車の様子をご紹介します。
西口改札の発車標は左から、
北陸新幹線
ハピラインふくい・小浜線
米原・大阪方面の特急列車、普通列車
という順番です。
券売機は昨日と全く変わらない配置でしたが、近距離券売機がハピラインふくいに対応した仕様になっていました。
3月15日までは設置されていたバリケードが撤去され、新幹線改札・特急用ホーム入れるようになりました!
〜ハピラインふくい1番列車〜
北陸新幹線延伸開業に伴い、北陸本線敦賀〜大聖寺はハピラインふくいに移管されました。敦賀駅1番列車は、5時32分発の普通列車芦原温泉行きとなります。
↑敦賀駅新駅名標
ぱっと見昨日までと何も変わらない芦原温泉行きです。うっかり18きっぷで乗ってしまいそうな見た目です。九頭竜湖方面に乗り換えない限りは乗れません。
迫力がとてもあります。その巨大さを生かした、とても近代的な駅舎だと思います。
JR・ハピラインふくい・新幹線共にこの階段を昇った先から乗る事になります。
コンコースはこのようになっています。船の中をイメージして建設されたとのことですが、非常に立体感を感じ、楽しみながらの乗り換えが可能だと思います。
在来線待合室はこのようになっています。木目調の座席で、ゆっくり特急列車を待つ事ができそうです。
待合室からの景色はとても綺麗でした。
〜特急用ホーム〜
新幹線から在来線に乗り換える時は、足元の案内に従うととてもスムーズです。
乗り場案内が隅々までなされていました。
特急用ホームでは、683-4000が2本、681-2000(6両編成)が1本留置されていました。
これまでとは異なる真新しいホームですが、米原・大阪方面の特急列車に乗ることができます。
これまで敦賀での特急列車の留置は、3両編成の681系のみだったので、非常に違和感を感じます。
2015年までは越後湯沢で上越新幹線と接続を取っていた681-2000ですが、今後は敦賀で北陸新幹線と接続を取る事になります。
ホームの屋根は、とても立体感がありました。ホーム全体が屋根で覆われているので、雪が降っても安心です。
車両は、金沢延伸からお馴染みのW7系/E7系です。
座席はこのようになっています。枕が備わっていることと全席コンセント搭載で、東京までの乗車時間を快適に過ごすことができます。
列車は、敦賀駅を発車です。
車掌さんから、新幹線開業についての挨拶がありました。
列車は敦賀駅を出ると、新北陸トンネルに入ります。全長19.8kmの長大なトンネルです。(東海道線だと、名古屋→大府に相当する長さです。)車掌さんによると「これからの未来を繋いでいく」ということで、活躍を大いに期待したいですし、自分自身もたくさん乗りたいです。
新幹線からの日の出です。E席なら、非常に綺麗に見ることができます。
車掌さんに検札をお願いしました。新幹線開業によって発足された敦賀新幹線列車区の方でした。今後、さらにお世話になると思います。また、記念のカードをいただきました。とてもかっこいいです!!
小松駅到着前、進行方向右側には木場潟を見ることができます。
金沢到着手前、白山総合車両所では列車のお見送りがありました!今回乗車した列車も、この車両基地で整備されています。現場の方々には、改めて感謝申し上げたいです。
今回延伸開業した区間はこれで以上となりますが、列車はこの先東京方面へと向かいます。金沢・富山で客の入れ替わりが多くありました。
糸魚川→上越妙高では、壮大な山々の景色を見ることができます。
長野に近づくと、都会的な景色になります。
長野駅を発車し、東京方面へと向かいます。特急しなの号の383系が停車していました。長野で乗り換えて、松本・木曽・名古屋方面へ向かうこともできます。
長野を出ること57分、大宮に到着です。ここからは東北新幹線に合流し、住宅街を走るため、130km/hで走行します。
山手線とも合流し、首都圏らしさを感じます。
写真を取る事はできませんでしたが、上野駅では駅員さんによるお見送りがありました。首都圏でも歓迎ムードのようです。
東京駅に到着です!
約3時間の乗車でしたが、景色の移り変わりが大きく、敦賀→東京全区間を通して楽しむことができました。
今回の延伸によって、関西・中部→北陸には乗換が必要になりましたが、今回の新幹線開業によって、北陸地方の更なる発展を願っています。