ブログネタ：秋ドラマ、なに見てる？ 参加中本文はここから
我が家の（勝手な）テレビドラマランキング今期、一番私が見たいと言っていたドラマが
【家政婦のミタ】
主人や息子に
『どーせ、誰か殺されちゃって家政婦が解決するってあのパターンなんでしょ？』と、
市原悦子ばりのドラマを期待していたらしいが、
『日テレだから、それはないでしょ！！どっちか言えば、
【女王の教室】みたいなやつだよ』と、始まるのが楽しみだった。
もし、市原悦子なドラマなら火曜日のサスペンス劇場でやるべきで、
今ではその番組枠がなくなっているので日テレではなく
フジテレビの金曜枠じゃないの？と熱く熱弁したが、
うちの家族には届かず、まあ、いいや。
やっぱり巷では【家政婦】と【女王】は類似していると言われているらしいし、
制作スタッフも両作品関わっている人もいるので、
それは《カラー（特色）》として、見てる側は受け取るしかないでしょ。
当初、
美しくてお嬢様的役の多かった松嶋菜々子が終始無表情で台詞も少なく、
抑揚のない役を演じている事に関して多くの口コミ、書き込みでは
あまり好評と思われないものであったように感じたのだが、
あなどることなかれ、回を追うごとに視聴率は上がり
今では《ドラマキング・木村拓哉》の話題作の数字を超えるほどになってきた。
ドラマ大好きな私の分析によると日テレの’水10’は、
あまり良い作品がなくて途中、打ち切りになるような
残念な作品が多く放送されていたような記憶があるけれど、
いまや露出過多気味な芦田愛菜ちゃんの《mother》あたりから、
波はあれど当たり作品が多くなって来たように感じてる。
さて、ドラマ【家政婦のミタ】にもどると…
（ご自身が）出産して、目の下のクマがものすごく気になるが
それが反って顔の表情筋を動かさない【ミタ】さんに
ちょうどいいエッセンスになっているように私は勝手に思ってる。
感情が入り込まない様子を演じているので、
このドラマの松嶋菜々子は本当に怖い。
かつて、GTOやヤマトナデシコで魅せた
素敵なお姉さんから一転、
何か人知れず重い過去を背負っているような
陰のある中年女性。
今までのイメージとは全然違うものだから
松嶋菜々子の女優としての引き出しが増えたような気がする。
これであんまり大した事ない過去だったら、
座布団投げつけてやるって感じなので、
作り手の制作スタッフさん、見てる側が
『えーーーーーーーッ！！！！！！！！！』っていうのを盛ってこないと怒るよ！！
のではあるが、時々みせる人としての暖かさが
『砂漠に落ちるひとしずくの雨』のように
ひび割れたこころの奥のほうにすうぅっとしみ込む感じが、良いんだなぁ。
松嶋菜々子だけではなく、私が今、注目している俳優で長谷川博己も見逃せない。
最終回次第ではあれど、これ、続編とかあっても良いような…
終わってもないのに気が早い？
あーーーーー、明日も楽しみだな～。