昨年、わたしは深い深い海底に沈んだまま

一生あがることはないのでは、と思ったくらいに

自信を喪失していた。

２０１５年わたしは仲間が心底欲しくなった！

ふたりから始まったお茶会が

ハッピーソウルという名前でどんどん拡大して

２０１６年ノートに書いた通りに憧れていた人を韓国に招致して

色々なイベント、色々な活動

とにかく楽しくて楽しくて

くるくるクルクル廻ってるうちに

いつか私は自分の等身大以上の人になったような気がして魔法の杖も使えるような気がして

くるくるクルクル廻り続けた。

でも光だけで生きてたら

光しかないと思ってたら

闇がどんどん私を覆ってきて

怖くて逃げるようになった。

本当は知っていた。

ちっぽけで自信がなくて、羨ましくて認めてもらいたくて怖くて寂しくて不安でいっぱいの自分。

知らないふりをしたかったけど

もう限界が来てることも知っていた。

ただカラダだけがひたすら動いていつの間にか心は止まりたいのに止まれなくなっていた。

こんなOSHO禅タロットの「ストレス」のカードのように、自分の思いに意識を向けないで外側だけで生きていた。

足元で猿が風船を割ろうとしてる事にも気付かなかった。

いや、もう誰かにいっそ割って欲しかったんだと今は思う。

もう止めよう！もう止めよう！とずっと思いながらどうしてよいか分からず

それでも少しずつスピードは落としてるつもりだった。

アタマの中が思考でパンパンすぎて、もはや毒ガスでアタマが火を吹いているくらい

いっぱいいっぱいだったようだ。

パンパンになった思考をどこから吐き出して良いかさえ分からないくらいに自分が分からなくなってしまった。

そして、２０２０年の夏に

アトピーが悪化し、「死にたい…」を呟きながら横になる日々だった。

こんなふうにして、稲妻が走らないと

何かによって壊されないと結局止まらないところまで来てしまった。

見事に壊れて、わたしは何もない人になった。

わたしは何のチカラもない

わたしは何も持っていない

わたしは先がない

わたしは

いったい何で生きてるんだろう

闇しかなかった

闇の中でずっと毎日泣いた。

闇から見た外の世界は眩しすぎて

みんなが光ってみえて

わたしはそっちには縁のない人のような気がした。

鏡を見るとゾンビみたいな自分をとても受け入れることはできなくて

失望しかなかった。

泣いて泣いて、毎日泣いた

自分のためにたくさん泣いた。

ある日、自分の中に光が見えた。

外側ばかり見ていた自分が、外の世界と断絶しながら自分の内側を見るしかなくなり

少しずつ恐る恐る自分の内側を見ていったら

光が見えた。

自分の中に闇と光は元々あったことが分かった。

片方だけで生きていくことはそもそもムリだと分かった。

どちらもある。

私の中に闇と光があるように、

外側の世界も同じように闇と光はある。

それがある、と知ること。

それはバランスであって、受容であって、ひとつだということ。

それが愛だということ。

何かをしている自分が良いと思っていた

何かを持っている自分が良いと思っていた

何かにならないといけないと思っていた

何か、何か、何か

ずっと外側に求めて

ずっと外側を探して

外側に答えがあると思っていた。

そもそも何も持っていなかった

わたしは裸で生まれた

何も持ってなかったし

何かになる必要もなかった

わたしがこの世に存在したことで

わたしはわたしを認めた

わたしは持っていた

すべてを持っていた

わたしであること

その存在がすべてだった

やっと、わたしと繋がれるようになってきた。

そうしたら

わたしの見えてた世界はわたしの中にすべてあったことが分かった。

誰かの中にもわたしがいて

わたしも誰かもわたしの一部で

だからうれしくて、温かくて、懐かしくて

だけど全然違って

だから怖くて知らなくて不安で

でもまだよく分からなくて

きっと永遠に分からない。

ただ

唯一私の中に答えはすべてある、

ことだけは分かった。

そしてわたしはずっと旅の途中だ

光と闇