5月は紫外線の量が1年で最もピークになり
6月は紫外線の強さが1番強い時期となります
シミやシワ、くすみなど様々な肌トラブルのうち
約8割は紫外線が原因で起こるといわれています
健康で美しい肌でいる為に
まずは「正しく知る」ことが大切です
紫外線の「強さ」は6月がもっとも強く、12月に弱くなります
夏だけに紫外線対策を行っても完全に肌トラブルを防ぐ事は出来ません
年間紫外線量の約8割が4~9月の間に降り注いでいます!
なので春先は肌トラブルが起こりやすくなるのです
紫外線対策を怠りがちな季節ほど
知らず知らずにダメージが進んでしまう事を覚えておいて下さい
紫外線の影響
1)活性酸素が発生しシミやくすみを引き起こ
紫外線を浴びると身体の細胞を守る為に「活性酸素」が発生します
活性酸素は防御力が大変強い為に発生し過ぎると
自らの細胞を傷付けてしまう事があります
これを予防する為に生成されるのが「メラニン色素」です
「メラノサイト」という細胞で作られ、活性酸素によるダメージを防いだ後は
肌細胞の新陳代謝よって排出されます
しかし活性酸素と同様にたくさん作られ過ぎてしまうと
肌内部に残ってしまいシミの原因になる事があるのです
2)肌内部のエラスチンを破壊しシワの原因に
肌のハリや弾力を司っているのは
「コラーゲン」「エラスチン」という成分です!
紫外線による刺激を受けると
コラーゲンやエラスチンを生成する細胞の働きが低下し
これらを分解する酵素の量が増加すると云われております
これによって生成量と分解量のバランスが大きく崩れてしまい
肌の弾力が失われシワを引き起こすのです
3)紫外線で免疫力低下
皮膚の構造は3層で出来ており表皮、真皮、皮下組織とあります
その表面の皮膚 表皮 には
細菌やウイルス、化学物質などの侵入を感知するセンサーの様な役割を持つ細胞
「ランゲルハンス細胞」があります
そのランゲルハンス細胞から情報を得た免疫機能が病気などを防ぐ働きをします
ところが紫外線を多く浴びると活性酸素が体内に発生し
ランゲルハンス細胞のDNAが傷つき上手く機能しなくなってしまうのです
これを簡単にお伝えすると
紫外線を多く浴び過ぎると細胞が傷つき免疫力が低下してしまうので
身体がとても疲れてしまうんです
過剰な日光浴は免疫力を低下させるきっかけになる事を
是非覚えておいてください
これで過剰な紫外線は人体にとって有害だという事が解って頂けたと思います
肌細胞のダメージを最小限に抑える為にも
1年中紫外線対策しましょう
toiro hair 山田 康太郎