沈没日記2妄想編 -13ページ目

沈没日記2妄想編

読書感想文その他諸々。

自分なりの今年のベストテン。

1.『鷺と雪』 北村薫
2.『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川洋子
3.『犯罪』 フェルディナント・フォン・シーラッハ
4.『香菜里屋を知っていますか』 北森鴻
5.『有頂天家族』森見登美彦
6.『長いお別れ』 レイモンド・チャンドラー
7.『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎
8.『偽善の医療』 里見清一
9.『百億の昼と千億の夜』光瀬龍
10.『パラダイス・クローズド』 汀こるもの

文庫本になるのを待って読んだのも。『犯罪』は待ち切れずに買ってしまった。
やっぱり偏っているなと思うけど、こればかりは仕方ない。
最近ちょっと読む量が減ってるので、来年はもうちょっとコンスタントに読めるとよいのだけど。
それにしても、予想外の感動がある本に出会うのはなかなか難しいなと思うことしきり。
11月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1286ページ
ナイス数:4ナイス

乱反射 (朝日文庫)乱反射 (朝日文庫)
この人のお話には子供が絡んだ、あるいは犠牲になってしまうお話が幾つかある。どうしようもなくやるせない。今回の物語は、最初からずっともやもやしたものが続いて、自分の中の嫌な部分に直面させられるところもあって、読んでいてかなり苦しかった。読後もまだ何だか引きずっている。加山が新聞記者だから出来なかったことを小説でやっているような、そんな印象。自分の中にある利己的な部分や自己中心的なところをえぐってえぐって、突き付けてくる。自分もこの中の一人であっても全く違和感がないだろう。最後の海だけが、ほんの少しの、光。
読了日:11月26日 著者:貫井徳郎
相棒season8(上) (朝日文庫)相棒season8(上) (朝日文庫)
読了日:11月16日 著者:輿水泰弘(脚本),碇 卯人(ノベライズ)
モダンタイムス(上) (講談社文庫)モダンタイムス(上) (講談社文庫)
読了日:11月06日 著者:伊坂 幸太郎

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
久しぶりの貫井徳郎。
多分途中でやめられないと思って、出稼ぎの時まで読むのを我慢していた。
(実際には途中で中断せざるを得ないことはあったのだけど、まあそれは仕方ない)

やっぱりしんどいな、というのが正直なところ。
最初に裏表紙の簡単な紹介を読んだときから嫌な予感はあって、覚悟はしていたけど。

みんながちょっとずつ言い訳しながらしてしまった小さな自己中心的な行為が積み重なって、
一つの出来事につながっていく。
最終的には事故という側面もあるだろう。
まさに最悪のタイミングで。
こんなことが何かを引き起こすなんて考えても見ないような些細なこと。
(一部些細じゃないこともあるけど)
そして、何かに原因を探さないといけない父親も、自分もその人たちと同じだと気がついてしまう。

最後のシーンは、あまりの救いのなさに、付け足されたような感が否めない。
どうしようもなく理不尽なこと、受け入れ難く苦しいことがあっても、
人はいつか立ち上がっていくということなのかもしれないけれど。



10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3856ページ
ナイス数:6ナイス

遮断 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)遮断 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)
読了日:10月30日 著者:堂場 瞬一
君の望む死に方 (祥伝社文庫)君の望む死に方 (祥伝社文庫)
読了日:10月29日 著者:石持 浅海
バチカン奇跡調査官  血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)
読了日:10月29日 著者:藤木 稟
ピース (中公文庫)ピース (中公文庫)
読了日:10月22日 著者:樋口 有介
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
読了日:10月22日 著者:中山 七里
鷺と雪 (文春文庫)鷺と雪 (文春文庫)
最後の1行で体が震えた。著者はこれを書くためにこのストーリーを作りだしたとのことだが、だからこそ主人公がベッキーさんではなく花村英子である必要があったのだなと痛感した。確かに待ち受けるものは暗いかもしれず、それまでに緩やかに繰り返して平和を幸せを望む言葉が切なかった。英子が当時の文学や思想についてゆっくりと考えを深めていくのは、またそれをうまく導いてくれる人が居るのも、今の忙しない自分にはとても羨ましくも思われた。久しぶりに、読んで良かったと思えるお話だった。
読了日:10月20日 著者:北村 薫
もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか? (幻冬舎文庫)もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか? (幻冬舎文庫)
読了日:10月19日 著者:太田 忠司
君がいなくても平気 (光文社文庫)君がいなくても平気 (光文社文庫)
読了日:10月15日 著者:石持 浅海
幻想建築術 (PHP文芸文庫)幻想建築術 (PHP文芸文庫)
読了日:10月15日 著者:篠田 真由美
さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)
読了日:10月09日 著者:中山 七里

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
最初は結構うっとおしい感じだった。
主人公、ブレンダが、賢いんだけど、ちょっとイラっとくる感じ。
アリーに似ている感じもちょっとしつつ。
アメリカのドラマって、なんとなくセリフが多いなあと思う。
BONESはそうでもないけど(科学者が主人公だから?)、アリーもERも、このクローザーも。

season1をまとめてみたけど、
途中からブレンダに慣れてくると大分楽しくなった。
ガブリエル巡査部長とプロベンザ警部補がかなりいい感じ。
最後にフリンがブレンダの仲間になるところがやっぱりすごくうれしかったな。
フリッツは将来的にはブレンダとうまくいくようなのだけど、
どうも今のところはブレンダに利用されてる感が否めない。
いい人感満載。

面白いけど。
続きを見るかどうかは…しばし考えよう。