お世話になっております。マネージャーの飯星です。先日劇団四季のライオンキングを母と見たので感想を述べたいと思います。ネタバレあります。
結論として年1で観たいくらい最高でした。
私は七歳くらいのときに家族で一回、高校の芸術鑑賞会で一回、見たことがあるのですが、最初に見たときはおもしろい!すごい!と子供ながら感じたのを覚えています。2回目は二階席で鑑賞し、もっとちかくでみて迫力を感じたい!と思ったので今回は一階の通路側の席でチケットを母にとってもらいました。いいものは何度見てもいい!10列目の中央左側の席で、演者の汗も見えました!またステージ下の演奏者が太鼓を叩く姿もよく見えました。ライオンキングといえば、通路を通る動物たちですよね!オープニングのサークル・オブ・ライフで後ろを振り返って動物達をみたのですが、演者さんと目が合いそうで恥ずかしくなってしまい、前を向いて動物達の後ろ姿を眺めました。このとき通路を通る小象がヤングナラを演じる人と一緒だと分り、自分の半径1メートル以内にメインキャストが通過したことに興奮しました。子象の前をゆったり歩む親象のしっぽと子象の鼻が繋がれているのに気づき、凝ってるなぁ〜と思いました。
ちなみに第二幕の始まりで演者が通路を駆け抜けてステージにあがっていくのですが、唐突に私の真横を通り過ぎたのでつい、うおっ!と声が出てしまいました。


Nants ingonyama bagithi baba

この一声で舞台は始まります。このワンフレーズで涙が出ます。サークル・オブ・ライフはライオンキングで一番好きな曲です。劇団四季のたゆまぬ努力の上でこの舞台は成り立っており、この曲からは生命の強さと荘厳を感じるからです。この曲を締める太鼓の重低音がお腹に響くのが私の大好物です。

次の曲は草たちが、ズンズンズン、と歌ってる曲です。3回目の鑑賞にしてついにこの曲が好きになりました。

早く王様になりたい、ハクナ・マタタ、がサークル・オブ・ライフの次に好きな曲です。
早く王様になりたい、はまだまだ子どものシンバの空想が演出によりとてもうまく表現されています。ライオンキングは衣装も見どころです。その衣装や小道具が展示されている浅利記念館が長野にあり、ちょうど来年の夏はいわさきちひろ美術館に行く予定なのでついでによってみようと思います。ライオンキングを参考に怪獣の着ぐるみを作ってみたいです。しかし私は玉止めの練習から始めなくてはいけないので遠い道のりです。

ムファサが死ぬシーンもお気に入りです。始めてみたときと演出が変わっている気がするのはきのせいでしょうか?有識者がいらっしゃったら教えてください。ちなみに母のお気に入りのシーンはムファサが死んで雌ライオンたちが涙を流すシーンらしいです。皆さんのお気に入りシーンはどこですか?

今回好きになった曲の2曲目は、終わらない夜、です。「そうだ!」で、なんか聞いたことある!となり、「陽はまた昇る」のフレーズで好きになりました。ヘミングウェイでしたっけ?大学生のうちに読みたい本の一冊です。

ザズーがスカーになんか歌えと言われ、「ありの~ままの~」と歌い、スカーに制止されるシーンも見どころですよね。前回は「ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだ!」でした。この曲は今の子どもたちは知らないのかな?地域、時代に合わせて歌を変えているらしいです。ご当地ウケするように東京と福岡は炭坑節、名古屋は燃えよドラゴンズ、大阪は六甲おろし、を歌うらしいです。(2015のヤフー知恵袋より)仙台だったら何を歌うのでしょう。仙台に出張してくださらないかなぁ、、、友達を誘いまくって絶対観に行くのになぁ、、、

てゆうかメインキャストの声が映画の声とめちゃくちゃ似てるのもすごくないですか?映画の方のファンでも違和感なく見れると思います。

会場のお客さんはこどもがおおかったですが、劇中に叫び声などは全く聞こえなかったです。劇に惹き込まれているのか、親御様のしつけがいいのか。将来自分にこどもができたらこどもに見せたい作品の一つです。劇団四季はオペラ座の怪人やキャッツが有名ですよね。私はブロードウェイで見てみたいです。しかし今の自分の英語力ではセリフは馬の耳に念仏ですので英語の勉強頑張ります。

今年で25周年をむかえた劇団四季のライオンキング。愛され続けて四半世紀、ぜひ観に行ってみてください。