引退ブログ


お世話になっております、
4年スナイプスキッパーの松本です。

先日の小戸で開かれました、全日本インカレをもって引退しました。

去年の先輩の引退ブログを呼んで頑張る力になっていたので、僕のブログも誰かの力になれればいいなと思っています。

文章を書くのが苦手なので読みにくいかもしれませんが、
最後までお付き合い下さい、



ヨット部に入ったのは12月頃、
コロナで入部がかなり遅くなり、部活も出来ないままヨットに乗ることも無いまま2年生になりました。
12月に活動に参加した時には雪の降る中レスキューで凍え、マークを上げては手の震えが止まらず、
絶対に辞めてやる
と嘆いていたのをよく覚えています、


春練もコロナの関係で行われず、
僕にとっての最初の部での活動は新歓
ドライバーで1年生を運んで、ヨットについて何も知らないのに頑張ってトーク、
キツかったですね、
先輩の車もぶつけましたし、


新歓終わるとやる気のある1年生が入ってきて、自分たちとはほぼ乗艇時間の変わらない後輩が出来上がりました、
技術で追い抜かれるのが怖くて仕方なかったです。
少しでも先輩でありたいという気持ちから、
ヨットの知識、整備だけは負けないでいようと思っていたのを覚えています。
実際頑張ってたつもりです。


スキッパーを初めてやったのは恐らく2年の6.7月、クルーでもほとんど乗っていなかったこともあり、右も左もわからない状態で練習してました、
夏練期間はほぼヨットに乗れず、
何となく過ごしていると当時の4年生が卒業し、ド下手なまま3年生と呼ばれる立場になってました、


1つ上の学年にスキッパーが3枚いたこともあり、自分がレースメンバーになることはないんだろうな、

なんて思いながら
その後もなんとなーくな気持ちでヨットを続けてしまっていました、

帆走練習では飛び抜けて遅かったため、比べることも出来ず、中々上手くもならない、


そんな中

自分の中での転機は3年の春練でした。

苦手な強風で先輩よりも速かったことから、
あれ、これ頑張ればレースメンバー行けるんじゃね、

もっと早く気づけよ、
と過去の自分に言ってやりたいですね、


上手くなりたいと本気で思い始めた中で迎えた北日本op、一つ下の山本と出て全部ビリ

学年足して5だしな、なんて言い訳してました、遅すぎるし、初レースだし、
ダサい非常に


それでも割と練習は頑張っていて
迎えた東北個人戦、水野さんと出て

メイン引いてー、上らないでー、
なんて言われながら走ってたらまずまずの順位で帰って来れて
全日本個人戦圏内にいました、嬉しくてたまらなかったです、
ほぼほぼ水野さんのおかげなんですけど、
努力が少し報われたような、

結果的にはよく分からない審問の判決により全個の枠は新潟に取られてしまいましたが、、

それでも自信がかなりつきました、



迎えた3年の東北インカレではまさかの敗北、
現実を受け止めきれないまま、

自分がチームリーダーとして新スナイプチームがスタート、

昨年まで圧倒的4番艇の自分、クルー陣も先輩と乗ってただけ、
お先真っ暗な中、
夏練、自分が上手くなることだけを考えて先輩に教えてもらってました、
この機関がなければ恐らく今年のチームは終わってました、
それくらい大事だったと思います。


全日が終わると、
主将予定の同期がトんで主将も兼任することに、あー、大変だなー
と思いながら部の運営していました、


でも、
ここからの1年がめちゃめちゃ濃かったし、学ぶことが多くありました。

目の前の課題一つ一つ頑張って乗り越えてはまた、新たな課題が出てきて、
スキッパーとしての自分の成長以上に、
人として多くのことを学ばせていただきました。


ただ、ここまでダラダラ書いて1番伝えたいことは
何かをする上で転機は色々なところにあるということです。

新しいことを始めるにしても、
気持ちを新たに頑張るにしても、
気合いを入れ直すにしても、

日々の練習を何気なくこなして、
それとなく頑張ってでは無く、

色んなところに目を凝らして、
刺激を受けて頑張って欲しいなと思います。


もうひとつ伝えたいのは
ヨット競技の楽しさです。
部活を始めたばかりの時はトントン拍子で上手くなって間違いなく楽しい。
4年生の時にはヨットレースそのものの楽しさに気付かされました。

全日でもシングルで一上を回ることがありその楽しさは中々言い表すことの出来ないものです。
前を走っている時の後続の景色、
もう一度見たい、
そう思わせてくれるものです。

どうか、次の代のメンバーにはこの楽しさを存分に味わって欲しいなと思います。


僕自身、最終レースBFDで悔しい結果になったので何らかの形でヨットに携わっていきます。
振り返るとしんどかった思い出も多い中、
まだ続けたい、
そう思わせてくれるスポーツに巡り会えて良かったなと思います。


そんなふうに思えるまで
部活を続けられたのは
充実した環境があったからだと思います、


コーチの皆様、
未熟な僕達をサポート、
ご指導いただきありがとうございました。

同期
プライベートで遊ぶことは少なかったけど、
わがままを聞いてくれてありがとう、
ここまで主将として続けてこれたのはみんなの優しさのおかげです。
たまには飲みに行きましょう。

後輩達
頼りない先輩についてきてくれてありがとう、
院試に受かって邪魔しに行くのでその時は相手してください。


OBの皆様、
多大なるご支援、ご声援ありがとうございました。


最後に
東北大学ヨット部で過ごした日々は間違いなく大学生活における1番の宝物です。
関わっていただいた全ての皆様、ありがとうございました。

以上で僕のブログは締めさせていただきます。
ありがとうございました。

松本