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やまと魂を取り戻し

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おはようございます。

今日は　学びを　腑に落とすための記事です。

あをによし　

奈良をあらわす　枕詞

あまりご存知ないかもしれませんが

和歌に使われていた枕詞　あをによし

万葉集（小野老　おののおゆ）

青丹よし　奈良の都は　咲く花の　匂（にほ）ふがごとく　今盛りなり

華やかな奈良の都の繁栄を称賛した歌です。

調べてると　近鉄電車の観光特急にも　

あをによし　が使われていますね（笑）

この　あをによし　の語源

奈良から取れる産物から来ています。

あを　とは　青であり　　

銅から出るサビのことなんですよね。

※この鹿さんも銅が錆びて青くなった。。。

この青いサビのことを　

緑青（ろくしょう）といいます。

神社仏閣や　鎌倉や奈良の大仏などにも　銅が使われています。

※奈良の盧舎那仏は　元々は水銀や金でした。。

銅の色は　錆びてくると　周りに青いサビができてきます。

色んな神社仏閣でも見かけ

青い色を目にすると思いますが

あの多くは　銅が錆びた色なんです。

この青　綺麗ですよね。。

この青いサビは　

銅を守るための膜みたいなもので

腐食などを防ぐのです。

そう　そして　腐食を防ぐといえば　丹（に）

鳥居や社殿などの腐食を防ぐ効果や　

魔除けなどで使われてる　丹

当時は木造が多く　腐食を防ぐために丹を塗った

※しかしながら今は　丹を使っている鳥居や社殿は少ないです。

この　丹　こそ　

あをによし　の　に（丹）なんですよ。

そして　銅が錆びた色の　あを　と　丹（に）

これを合わせて　あをによし　という　

奈良を褒め称える言葉として

枕詞になりました。

そして何を隠そう　何も隠してないですけど💦

この　銅や　丹　というのは　生活でうまく使えば

人の身体にも良い効果がある物なんですね。

追記　あを（青）ですが　昔の青い色というのは

　　　青と緑　を混ぜたような

　　　銅が錆びている青をさしていたのだと思います。

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ありがとうございました

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