2009/11/07(Sat)
本日は自分の祖父のお通夜です。
噂では聞いていたのですが
うちは神道(?)らしいので、
葬儀は神式葬儀との事です。
27歳になり、まぁそれなりに御通夜/告別式に出ましたが
神式葬儀は初めてです。
※お焼香ではなく、榊ですし、坊さんではなく、神主さんです。
弔問客の人もかなり戸惑っていました。
※やっぱり、神式葬儀は珍しいのですね…。
父方の祖父が神式なので、
自分の父親も神式だろうし
自分は長男なので神式なんでしょう…。
戸惑う事の多かった御通夜も終わり
親族でゆっくりしている時に祖父の話を聞いたのですが
祖父は戦後ものがない時代に
この町にお店を開いて
遠くの町まで電球を仕入れて
近所に明かりを提供していたそうです。
そして、息子三人を育て、
20年前ぐらいに息子たちに店を譲り、
「畑いじりをしたい」といって
茨城に家を買い、野菜を育てていました。
晩年は、東京に戻って来ていたのですが
畑仕事をしないせいか、体を動かす事が少なくなり
いわるゆ"おじいちゃん"という感じでしたが
足腰は元気でマッサージチェアーから起きては
家の前の道路に出てスカイツリー
の完成を待ちわびていたそうです。
ALWAYS 三丁目の夕日
のような話ですが実話です。
享年92で、長生きしたと言えばそれまでですが
この話を聞いて、あと2年だけでも長生きして欲しかったです…。
おじいちゃん、安らかにお眠りください