練習ではあんまりでも、本番に強い人がいる。
練習を見てる限りでは、本番では無理だなぁと思うのに、
本番を迎えるとうってかわって、本領を発揮する。
そういうタイプは、自分の限界がどのくらいかを自分で知っているのだ。
だからこそ、練習では自分の限界の最大値までやることはせず、
本番で限界の最大値を発揮する。
一見するとすごいように思えるが、
弱点もある。
自分で限界を知っているので、ある程度のところで満足してしまうのだ。
こういう人は、周りから見ると、
「せっかく才能があるのに、なんでやらないんだろう」
というように、もったいがられる。
だが、本人は、そのある程度のところを自分で決めてしまっているので、
もったいない、という気持ちにはならない。
ただ、才能はあることだけは、自覚があるので、指導するときはなかなかうまくやってくれない。
そんな時は、こういうタイプはとにかく本人の自覚でやる気を出してもらうしかない。
周りからの声は、いいことは聞くが、悪いことには耳をふさいでしまうからだ。
だから、いっそのこと、その本人の弱点も褒めながら指摘するのが1番効果がある。
「痛いところを突かれたな」
という気持ちになるからだ。
ただ、その後もそれを続けてあげないと、やめてしまうので、注意が必要である。