前職で定年を迎え、昨年6月にトウゴクセラミックに入社し、12月からは品質管理の業務に携わっております。
前職では、新卒後40年近く製造に携わってきたため、品質管理という仕事については、講習を受けたり、自分たちの製造現場のデータをグラフ化する程度で、十分な知識があるとは言えませんでした。
また、品質管理課に対して個人的な偏見も持っていました。
なんかちょっと冷たい、という感じを持っていました。
一日中事務所の中で皆が黙々と、よく分からない作業をしている。普段は何も言ってこないのに、NGが出た途端に騒ぎ出す。
話を聞くと、NGの兆候には気づいていた様子で、「それなら早く言ってくれればよいのに」と感じたこともありました。
現在、品質管理の業務に従事されている方には失礼な表現となりますが、当時の率直な印象です。
そのため、品質管理を担当すると言われたときは少し驚きと不安がありました。
しかし、実際に業務に携わってみると、これまでのイメージは大きく変わりました。
品質管理は想像以上に現場との関わりが強く、測定の優先順位の判断や、次の生産・測定に向けた段取り決めなど、常に状況を見ながら動く必要があります。
この歳で、自分が誤った偏見を持っていたことに気づかされました。
品質管理は直接「物を作る」仕事ではありません。製造現場の方々が物づくりを担っています。
その中で、製造現場が必要とするデータを正確かつ迅速に提供することで、さまざまなロスの削減につながると考えています。
これからは、製造現場としっかり連携しながら、共に良い製品を作り上げていくことを心がけていきたいと思います。
柿野事業所 品質管理課 H.K