2月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:3376
ナイス数:227

まばたき (えほんのぼうけん67) まばたき (えほんのぼうけん67)感想
言葉の少ない絵本。思わず引き込まれる絵柄に、ページをめくっていきます。ラストの絵柄にはっとしました。人の一生はきっと、まばたきをするくらい一瞬の出来事なんでしょうね。自分の人生、うかうかしていられないと思いました。
読了日:02月29日 著者:穂村 弘
アンディとらいおん (世界傑作絵本シリーズ) アンディとらいおん (世界傑作絵本シリーズ)感想
ライオンのことばかり考えているアンディ。そのアンディが本物のライオンと出会います。トゲが刺さって困っているライオンを助け、別れましたがサーカスで再開します。ライオンとアンディの友情が嬉しい。3部作に分かれていますが、一つひとつのお話が短く読みやすいです。
読了日:02月29日 著者:ジェームズ・ドーハーティ
絵本 アンネ・フランク 絵本 アンネ・フランク感想
ユダヤ人に対する執拗な差別と迫害。アンネは長いこと地下から出られず、日記を友として生活していました。最終的には見つかってしまいますが、日記だけは残り父親の手に渡り出版されます。アンネも自分が書いた日記が残り、多くの人に読まれるとは思っていなかったでしょう。生きていたら詩人や小説家になっていたでしょうか。
読了日:02月29日 著者:ジョゼフィーン プール
ねこ おどる ねこ おどる感想
猫が踊り始めたら、誰も止められないのでしょうか。たくさんのかわいい猫たちが愉快に陽気に踊ります。
読了日:02月29日 著者:広瀬 克也
あいぼうは どこへ? -- ニューヨークの としょかんに いる 2とうの ライオンの おはなし (imagination unlimited) あいぼうは どこへ? -- ニューヨークの としょかんに いる 2とうの ライオンの おはなし (imagination unlimited)感想
ニューヨークにいる二頭のライオン。まるで神社の狛犬のよう。図書館を守っています。二頭のライオンは性格が違います。最初はお互い分かり合えなかったものの、次第に無二の親友となって図書館を守るようになりました。絵本のページをめくっていくと、図書館の内部を探検できます。
読了日:02月29日 著者:ジョシュ・ファンク
そらのうえ うみのそこ そらのうえ うみのそこ感想
宇宙空間から海の底、深海まで探検できます。情報量が多く丁寧に読んでいくと時間がかかるかもしれません。宇宙のこと、大気圏のこと、海の中のことが学べます。全てを知り尽くしたようで、まだまだ謎が残された場所もあります。これからまた、新たな謎が解明されるのかと思うと楽しみです。
読了日:02月29日 著者:
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」 (TOブックスラノベ) 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」 (TOブックスラノベ)感想
シキコーザの処刑がここまで響くとは。青色神官となっただけでも母親としては不憫に思っていたんでしょうね。父親と時期ギーベがまともな人で良かった。あまりに早いフェルディナンドの旅立ちとアーレンス・バッハの不穏な情勢。エーレンフェストも大変。フェルディナンドがいない中、ちょっと怖くても、ローゼマインに一生懸命になるハルトムムートやクラリッサがいると思うと安心です。もちろん他の側仕えや護衛騎士たちも。ヴィルフリートの身辺がどうなるかも気になるところです。
読了日:02月28日 著者:香月美夜
英語の味わい方 (NHKブックス) 英語の味わい方 (NHKブックス)感想
英語の味わい方。復習・基礎・実践とゆっくりステップアップしていきます。英語を味わうには文法の理解が必要。前よりは分かるようになりましたが、まだまだ味わう所まではいかないようです。文学を味わい新聞をスラスラ読めるようになり、ジョークやユーモアを楽しめるようになれるよう地味に取り組みます。著者の他の訳書『小説の技巧』が気になっているので、今度読んでみようかと思います。名の通った新聞や雑誌、カズオ・イシグロさんの初期の作品がお勧めだそうです。辞書を引きながら地道に英書の多読が近道。王道に近道なしですね。
読了日:02月26日 著者:斎藤 兆史
つきをあらいに つきをあらいに感想
きつねさんたちのおかげで、月はいつも美しく輝いているんですね。汚れた月を年に一度、きつねたちが綺麗に洗います。ほんわかするお話。一緒にお月様を綺麗にするのも楽しそうです。
読了日:02月23日 著者:高木さんご
チョロコロトロ  りんごのくにへ 学研おはなし絵本 チョロコロトロ りんごのくにへ 学研おはなし絵本感想
チョロ・コロ・トロはリンゴの国へやって来ました。美味しくて甘そう。リンゴの国を荒らしてしまったので、追いかけられて逃げてます。空に続く階段を上がったと思ったら、三人は外へ飛び出てきました。大きくて小さい。だけど大きいい場所を大冒険。
読了日:02月23日 著者:ナカバン
サリーのこけももつみ (大型絵本) サリーのこけももつみ (大型絵本)感想
こけももつみに出かけたサリーと母親。こけももを食べに来た子熊と母親熊。途中ではぐれてサリーと子熊が入れかわってしまいます。母親も母親熊も自分の子供が違うことに驚きますが、すぐにその場から逃げます。たっぷりのこけもも。私もサリーや子熊と一緒に食べたくなりました。
読了日:02月23日 著者:ロバート・マックロスキー
水木しげるの妖怪人類学 (角川文庫) 水木しげるの妖怪人類学 (角川文庫)感想
水木しげるさんの絵柄は時に怖いこともあるので敬遠していました。どうも小さいころに怖いと思ったのではと考えています。ゲゲゲの鬼太郎は好きでしたけど。日本に限らず他の国の妖怪、精霊のようなお話もあり、実際に現地へ向かわれた水木さんのエネルギーに素直にすごいと思いました。深入りはせずに住民から話を聞いて情報収集。人と自然、人と妖怪の間にある一線を守っているのかなと感じました。今まで読んできませんでしたが、水木さんの他の作品にも触れてみたいです。
読了日:02月22日 著者:水木 しげる
敏感すぎて生きづらい人の こころがラクになる方法 敏感すぎて生きづらい人の こころがラクになる方法感想
読んでいて私もHSPかもってやっと自覚するようになりました(汗)良いな~と思ったのはユング心理学や神経科学の最先端脳理論を取り入れながらも、スピリチュアルと幅広く対応していることです。五感だけでなく超感覚も守備範囲なので、人には言えずに苦しんでいる人もホッとするかもしれません。HSPのことを知ることで対処法もわかり、少しづつ自分が楽になる方法を取れるようになるかも。SNSやネット断ちはやったことがあります。しんどいなと思ったら、ネットから離れるようにしました。
読了日:02月20日 著者:長沼 睦雄
猫君 猫君感想
読書メーターの献本で当選。読むのがすっかり遅くなってしまいましたが無事読了。人の住むお江戸の町にひっそりこっそり(?)猫又たちが町をつくり、人にまぎれて暮らしています。織田信長や明智光秀が実は……というのに驚いたものの面白い!主人公となる猫又は、これから立派な猫又になろうとしている猫のみかん。猫又になる頃に同じ猫又が迎えに来ます。猫又の中にいるかもしれない猫君の騒動に巻き込まれたり、兄者や姉者に喧嘩を仕掛けたり。立派な猫又となる学び舎で、みかんは成長していきます。読書メーターさんありがとうございました!
読了日:02月20日 著者:畠中 恵
どでかいワニの話 (ロアルド・ダールコレクション 8) どでかいワニの話 (ロアルド・ダールコレクション 8)感想
長いシリーズものっぽくなっていますね。どうなんだろう~と思って手に取ったら面白かった。表現が面白く、テンポが良いのでするするっと読めました。どでかいワニの策略がいくつもあり、ワニ野望を潰していくジャングルの動物たち。人間の子供を食べる作戦、どでかいワニはいろいろ考えています。訳者と物語の登場人物が行う空想対談も面白いですよ。
読了日:02月16日 著者:ロアルド・ダール
酒天童子 酒天童子感想
酒天童子はイケメンさんだったんですね!源頼光とその郎党たちからなるライコーズの活躍。5編の短編が収められています。酒天童子のお話が一番長く、酒天童子自身の身の上話も語られていました。これを読んでしまうと、ただの悪党といえなくなってしまい、討伐されるときに切なさを覚えました。きっと実の両親は、酒天童子を想ってくれていたでしょう。ラストの『狐を射る』は短く、頼光が年をとってもなお、力は衰えていない様子を見せたもの。読みやすいです。
読了日:02月15日 著者:竹下 文子
よちよち文藝部 よちよち文藝部感想
久世番子さんのおかげで、文学に対して前より構えなくなりました。有名な文豪の、教科書では見られない側面にもスポットをあて、彼らの魅力を伝えてくれています。太宰治の桜桃忌、参加してみたいなと思いました。ぶっちゃけ話ができる場所なんて、なかなかありません。太宰治に傾倒するあまり、同じ生き方を選ぼうとしてしまう人たちもいますが、辛い人生を受け止めてくれる場所があるというのはスゴイのではと思います。住職さんによる苦労話。太宰治ファンの困った言動に関してもちょっぴり笑ってしまいました。
読了日:02月13日 著者:久世 番子
世界一受けたい心理学×哲学の授業 世界一受けたい心理学×哲学の授業感想
心理学と哲学??似ているようで違う気がしていた二つの分野。心理学に傾いていましたが、哲学ももう少し勉強してみようかな。「成功すればするほど影が強くなる」成功が明るい光なら、光に伴う影にも対処する必要があるそうです。大きな成功と考えなくても、日常の些細なことに通じるのかもしれません。良いことや楽しいこと、得しちゃったな~という時はおすそ分けしたしたり、感謝したり、大切なことですね。影に飲み込まれないように、ふと立ち止まることも大切かもしれません。面白くわかりやすいので、さらさらっと読めました。
読了日:02月13日 著者:嶋田 将也
とろ とっと とろ とっと感想
内田麟太郎さんと西村繁男さんとのタッグ。とろっこには誰が乗るのでしょう。どこへ行くのでしょう。誰でも乗れるとろっこです。こんなとろっこがあったら、きっと楽しいでしょうね。もしかしたらちょっぴり怖いかもしれません。虫もおばけも乗ってくるんです。でもおばけの方が怖がっているかも??
読了日:02月12日 著者:内田 麟太郎
こけしのゆめ こけしのゆめ感想
こけしの姉妹は、人がもっている夢を見ることができます。将来何になりたいのかな。何がしたいのか。誰にだってある将来の、未来を描く素敵な夢。こけしの姉妹にも夢ができます。ずっとお店にいたこけし姉妹は、イケメンさんと広い世界へ旅へ出ます。颯爽としていて、かわいいお話。
読了日:02月12日 著者:チャンキー松本
あめのひ (児童書) あめのひ (児童書)感想
雨やまないかな~なんて言っていたのに、雨が降り終わった後の遊びを楽しんだら、また雨が降らないかなって。雨の日って外での遊びがお預けになってしまいます。それでも普段とは違う風景を見せてくれる雨は、自然界からの贈り物ですね。
読了日:02月12日 著者:サム アッシャー
世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ 世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ感想
ちょっと難しい??経済に関しても心理学に関しても、自分の勉強不足だと気がつきました。身近なことを例にあげて解説しているので、わかりやすく興味をもてる部分もありました。
読了日:02月12日 著者:マッテオ・モッテルリーニ
チャンスは人からもらいなさい チャンスは人からもらいなさい感想
熱いメッセージが満載。チャンスをもらおうと意気込むよりも、自然に相手を思って行動できるのが理想です。そのための一歩を踏み出すための方法が、全ページにわたってわかりやすく載っています。人と人がつながるというのはスゴイこと。ネットだとすぐにつながることができるかもしれません。ですが、縁を育てていこうと思えば、ネットだろうとネットじゃなかろうと、手をかけるということは変わらないんでしょうね。読んでいてウキウキした気持ちになりました。
読了日:02月12日 著者:秋田英澪子
森のクリーニング店 シラギクさん (スプラッシュ・ストーリーズ) 森のクリーニング店 シラギクさん (スプラッシュ・ストーリーズ)感想
森の中に住むおばあさん。なんとなく珍しいと思ったら、シラギクさんは別の場所から着て住み着いたんですね。洗濯屋さんの心意気と仕事に向ける姿勢を、しっかり受け継いでいます。人にも悩みはあるけれど、動物たちだって悩みはあります。ひきこもりのフクロウに親兄弟を失ったサル。パンダになって人気者になりたいクマ。一筋縄でいかない面々との交流に思わず頬が緩みました。
読了日:02月11日 著者:〓森 美由紀
絵のない絵本 絵のない絵本感想
月が語り手となり、地上で暮らす人々の様子を話します。わかるのは月が出ている間だけ、月の光は人の気持ちや考えに触れることはできますが、全てを見通すことはできません。あらゆる国のあらゆる人の人生を短く語り聞かせてくれます。山本良一さんのきり絵も雰囲気が出ていてとても良かった。私は、第十六夜が好きです。誰が一番悲しんでいるのでしょうか。偉大な人間は闇に隠れて見えないのかもしれません。月明かりだけがそっと照らしてくれています。
読了日:02月11日 著者:アンデルセン
小さいりょうしさん 小さいりょうしさん感想
大きいりょうしさんと小さいりょうしさん。対比させていて面白いです。魚を獲る様子がイキイキしていますね。大きい漁師さんが獲る大きな魚も、小さい漁師さんが獲る小さな魚もどっちも大事。どちらから魚を買いたいだろう。両方から買うのも良いかもしれません。
読了日:02月11日 著者:マーガレット・ワイズ ブラウン
おまたせクッキー おまたせクッキー感想
たくさんあったクッキーは子供が増えるごとに、一人が食べられるクッキーが減っていきます。最後には一人一つになってしまいます。予想できる結末でしたが、その先にも続きがありそうで、絵本の裏表紙を見ながら少し想像してしまいました。リズムが良いですね。
読了日:02月11日 著者:パット ハッチンス
いっしょにきしゃにのせてって! いっしょにきしゃにのせてって!感想
この汽車にいろんな動物たちが乗ってきます。どの動物も人間から受ける仕打ちに我慢ができなくなったものばかり。汽車に乗っていろんな場所に行って、最後は帰らなくてはなりません。ベッドで目が覚めたら、どうやら動物たちも一緒に来てしまったようです。夢なのか現実なのか。そこが良いですね。
読了日:02月11日 著者:ジョン・バーニンガム
たいよう: 1,000おくに ひとつの たいせつな ほし たいよう: 1,000おくに ひとつの たいせつな ほし感想
たいようだけでなく、他の星もでてきます。ですが、表紙にあるように、たいようが主役!地球にとって大切なたいようのことを知ることができます。広大な宇宙の中でみたら、たいようもちっぽけ。だけど私たちにとって、大きくて頼もしい存在です。
読了日:02月11日 著者:ステイシー・マカナルティー
禅僧が教える 心がラクになる生き方 禅僧が教える 心がラクになる生き方感想
ラストのお話にちょっと笑ってしまいました。生前から自分のお墓のことを考えますが、死ぬというのに生きる気まんまんだというお話になるほどと。死後の世界はわからないというお話ですが、なぜ死後の世界ははっきりわからないようになっているのか不思議です。これほど科学が発達しても、確実な死後の世界はまだわからないのですから。どれほど死後の世界はこうだと説明があっても、もやもやとしたものが残ります。
読了日:02月09日 著者:南 直哉
“ほっ”とする生理痛の本―女性の悩み解決ガイド “ほっ”とする生理痛の本―女性の悩み解決ガイド感想
苦労されている方、された方のお話を読んでとても参考になりました。症状の違い治療方法も人それぞれ。何が自分に効くかは模索していくしないですね。しかも年齢によって体が変化することで、対処法も変わってしまう。精神科に通ったことで症状が軽減したという話には、目からうろこでした。婦人科・産婦人科でまずは相談という意識がありましたので。最終的には子宮を取ることで症状から解放された方もいますが、できるなら避けたい方法です。少しでも女性が楽になりますように。
読了日:02月03日 著者:清水 直子,わたなべ ゆうこ,今井 理恵,渡辺 優子

読書メーター



個人的にピックアップ!

絵本

『まばたき』

字数は少ないんです。ですが、とっても深い!ラストの1ページを見た時、心臓がひやりとしました。


まばたき (えほんのぼうけん) [ 穂村弘 ]
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『猫君』

畠中恵さんの新刊。読書メーターの献本に応募したら当選しました!

畠中さんのサイン付きです^^

かわいくて強い猫又たちが奮闘します!


猫君 [ 畠中 恵 ]
¥1,595
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