1.宗教創始の第1テクノ
瞑想と多神教の差について考えてみよう。
瞑想(必要ビーカー224(6人))
・僧院が建設可能
・シェダゴン・パヤ建設条件の一つ
・哲学研究条件の一つ
・どちらかと言うとAIが優先しやすい
多神教(必要ビーカー280(6人))
・アルテミス神殿建設可能
・パルテノン神殿建設条件の一つ
・一神教研究条件の一つ
・文学研究条件の一つ
・どちらかと言うとAIが優先しづらい
逆にどちらを取っても差がない部分(共通項目)について考えてみよう。
・宗教を創始
・聖職の解禁
上に挙げたものの内、現在うちらが初手多神教を選択する主な理由は
1.文学研究条件の一つ
2.どちらかと言うとAIが優先しづらい
3.宗教を創始
4.聖職の解禁
の4つである。
正直、アルテミスもパルテノンも建てる機会は少ないし、
多神教を取りこぼしたからといって石工術→一神教なんてルートは天帝では踏まない。
さて、ここから共通項目の3,4を除外すると、
1.文学研究条件の一つ
2.どちらかと言うとAIが優先しづらい
が残るわけである。
これが、初手瞑想ではなく初手多神教を選んでいる理由ということになる。
文学を優先する理由としては、アレク図書館の建設を狙っているからである。
また、過去の経験上AIは瞑想に行きやすい傾向がある(これは確か俺が言ったね)
そして、この考察から現在うちらが捨てているメリットが浮かび上がる。
1.序盤の56ビーカー(1人当たり約9ビーカー)
2.僧院の早期解禁
3.美学研究完了段階でのシェダゴン・パヤ解禁
である。
これら3つのメリットを捨ててしまうことによる弊害を見ていこう。
1.序盤の56ビーカー(1人当たり約9ビーカー)
言わずもがな、多神教は瞑想より重い。
ターン数で言えば1、2ターンの違いで、大したことがないように思うかもしれない。
しかし、それが序盤(しかも第1テクノ)ともなれば話は別である。
平原丘+拡張志向持ちの指導者であれば、人口1でも労働者は6~8ターンで生産できてしまう。
首都周りに動物資源しかない場合、労働者が遊んでしまうことはないだろうか?
また、石工術が1,2ターン間に合わず、労働者を待機させてしまう遺産役は居なかっただろうか?
その結果、アポロ神殿が同ターン負けしたことは?
法律がタダで手に入る可能性を考えれば、序盤の1ターンは金山よりも重い。
逆に、普段中盤で取得していた瞑想が多神教に変わったところで、正直あまり痛くないのである。
2.僧院の早期解禁
宗教は早く布教すればするほど良い。
後述するシェダゴン・パヤの解禁が早まれば、その効果は倍増する。
また、研究力+10%という僧院の効果も考えてみてほしい。
経済役が早期に建設を開始することができれば、研究が早まり全体が楽になる。
経済役は兵舎やユニットを必要以上に生産する必要がないので、
序盤は得てして建てる建造物がなくなってくる。
衛生に余裕がある状況で水道橋以外建てるものがなくなったことはないだろうか?
そんな時に僧院が建てられれば一石二鳥なのである。
3.美学研究完了段階でのシェダゴン・パヤ解禁
遺産役は、よほどの生産力や石がない限り、美学研究完了時点でまだピラミッドを建設中である。
その場合、美学研究完了時点で遺産役以外の人がゼウス像を建設することが少なくない。
さて、ここで普段のテクノ取得順と遺産役の動きについて思い出してみよう。
普段のテクノ取得順は、多少の変動はあるものの、概ね
・・・→数学→美学→文学→瞑想→暦→官吏→通貨→・・・
である。
上に遺産役の動き(ゼウスを他が行く場合)を付け加えてみると、
・・・→数学→美学→文学→瞑想→暦→官吏→通貨→・・・
遺産役: ピラ建設------><--暇--><--シェダゴン建設-->
となる。
これがもし初手瞑想だった場合、
・・・→数学→美学→文学→瞑想→暦→官吏→通貨→・・・
遺産役: ピラ建設------><--シェダゴン建設-->
と、ピラ建設完了と同時にシェダゴン・パヤの建設に取り掛かることができる。
文学研究完了で解禁となるアレク図書館は偉人役が建設することになるため、
初手多神教の場合、ピラ建設完了から瞑想終了まで遺産役の仕事がなくなるのである。
もちろんその間に労働者を出したり開拓者を出すということをするのだが、
それは遺産役以外の人でもできることである。
生産に縛りが少ない経済役にユニットを出してもらうだとか、
帝国主義志向に開拓者を譲ってもらえば良いのである。
(遺産役は遺産を建てることで周りに貢献することが重要ということを忘れてはいけない。
また、遺産の恩恵を受けたければ、周りは可能な限り遺産役をバックアップするべきである。)
さて、デメリットを3つ挙げたところで気付けることが一つある。
それは、初手多神教の理由である「文学研究条件の一つ」が、実は理由になり得ないという点である。
ターンが進めば、当然研究力も伸びる。
序盤こそ差があったテクノロジーの研究コストも、後半になればなるほど相対的に近似する。
つまり(これは今更言うことではないのだが)、序盤は軽いテクノから取っていった方が得をするのである。
要は急がば回れということで、緊急性がなければ重いテクノロジーは後で取った方がかかるターンが短いのである。
重いテクノをだらだら研究するくらいなら、軽いテクノを先に取って建造物の解禁を早めた方が最終的な研究完了が早まる。
よくマルチプレイ中に某えにし氏が「官吏はまだ早い」というのはこういう理由があってのことなのである。
もちろんだからと言って不要なテクノを取るのはNGであるが。
つまり、序盤は軽さ重視で瞑想を取っておき、研究力が伸びてから多神教を取った方がやや得ということになり、
「文学が解禁されるから初手多神教にしておこう」というのは正解とは言い難いのである。
さらに先に挙げたデメリットの一つである「序盤の56ビーカー」や「僧院の解禁」に着目すると、
瞑想を先に取得しておく方が結果的に文学研究完了が早まる可能性が高い。ということが分かる。
(可能性、と書いたのは状況によって遅くなることもあるからである。civはそういうゲームである。)
つまり、今現在初手多神教を選んでいる主な理由として正当に評価可能であるものは、
2.どちらかと言うとAIが優先しづらい
これだけである。
・・・これだけである。
さらに言おう。
実はこの理由も完全に論破できてしまうのである。
説明しよう。
AIが優先しづらい=先に研究完了できる。
これに伴って受けることができる恩恵は、
3.宗教を創始
である。
さて、そもそも何故宗教を創始したいのか。
・都市の満足
・シェダゴン・パヤによる宗教制度解禁によって受けられる様々なボーナス
これがメインである。
つまり、宗教は一つ創始できればなんでも良いのである。
それはつまり、
アポロ建設による法律取得で創始できれば特に問題はない。
ということである。
ここで今までの話を思い出してほしい。
・瞑想も多神教も聖職を解禁することに変わりはない。
・瞑想を選択することで他のテクノを1、2ターン早く研究できる。
・序盤の1ターンは金山より重い。
ここから導き出される答えは、
初手瞑想の方がアポロ建設完了が早い。
はい、もうお気づきになられましたね。
・どちらかというとAIが優先しづらい。
というメリットと
・アポロ建設が1ターン以上早くなる。
というメリットのどちらが優先されるべきか、考えるまでもありませんね。
つまり、
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ヘ /|/ | N /i/´ ゙ ̄ ̄``ヾ)_ ∧ /
V .| , Nヾ ゙ ゙ヽ |\/ ∨l/
レ' 7N゙、 ゙i _|`
罠 /N゙ゞ .! ヽ 初
だ 7ゞミミ、 ノ,彡
イハヾ、 i Z 手
っ Zー-r-==、'リノ
_ノ_,.ヾミ,.ィ,ニi ヽ 多
た / {i `゙';l={゙´石ゞ}='´゙'r_/ 〈 神
ん |: `iー'/ ヾ、__,.ノ /i´ / 教
だ i、 ! ゙ニ-=、 u / ,ト, ∠_ は
よ |` ヽ、i'、_丿
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ナ ナン
ダッテー!!
Ω ΩΩ
というわけである。
さらに、聡明な方はお気づきになられたであろう。
「AIは多神教より瞑想優先だから初手多神教にしようぜ!」と言い放ち、
完全に罠である「初手多神教」を暗黙のルール化してしまった者の存在があったことを・・・。
そう、私です^p^
つまり、この長々と書いた考察、
過去の自分を論破する完全な自虐文 なのである。
いやーほんとすみませんでしたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今度から初手瞑想でいこうねwwwwwwwwwwそうしようねwwwwwwwwww
創始だけにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんつってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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ウワーナニヲスルキサマラゴメンナサイ