漢方医学の考えとして「気・血・水(き・けつ・すい)」という概念があり、冷え症の原因はこれらの異常によって起こるようです。
また、いくつかの状態が重なって冷えが現れたり、悪化したりしている場合も少なくありません。

>>冷え性の状態と代表的な漢方薬
気虚(気が不足している状態):人参湯(にんじんとう)・真武湯(しんぶとう)・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)・人参養栄湯(にんじんようえいとう)・八味地黄丸(はちみじおうがん)・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)など
お血(血が足りない状態):当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・温経湯(うんけいとう)・加味逍遙散(かみしょうようさん)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など
水毒(水分がたまっている状態):苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・真武湯(しんぶとう)など
また、働く女性に増えていると言われているのが、ストレスによる冷えのようです!
こうした冷えに対しては、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、香蘇散(こうそさん)、抑肝散(よくかんさん)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)、四逆散(しぎゃくさん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)などがよく用いられます。
一般的には、ツムラやクラシエなどがよく使用されているようです