知らないと損!!紫外線の基礎講座
1年を通して見ると、紫外線の一種であるUV-Aの数値はなんと3月から右肩上がり!
「日差しが弱いし、紫外線対策はしなくてもいいんじゃない?」なんて
油断をしていると、「あれ?こんなところにシミあったっけ?」
「シワが増えてる!!」などなど、
肌トラブルが起こる原因になってしまうんだとか。
日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を今日からでも始めることが
美肌をキープする鍵なんだそうですよ。
ところで、「紫外線」ってなあに
紫外線は、地球に到達する太陽光線のうち、
波長が短く、エネルギーの高い光線のことです。
骨を作るために必要なビタミンDの合成や、血行や新陳代謝の促進、
皮膚抵抗力を上げるなど、体に必要な働きをしています。
しかし、紫外線は長時間、大量に浴びると肌に悪影響を与え、
シミやシワの原因に!近年では 肌老化の原因の約80%が紫外線による
「光老化」とも言われているんですよ。
だから、「光老化」を防ぐためにも紫外線対策はとても重要なんですね。
上のイラストで左に行けば行くほど、体への影響力が強いのですが、
逆に、地球を覆っているオゾン層にカットされやすくなります。
UV-Cはほとんど地上に届くことはないので、
UV-AとUV-Bという種類の紫外線が地上に届いています。
******UV-Bとは…肌が赤くなる日焼けの原因******
肌が赤くなったり、水ぶくれが出来たり・・・
こんな日焼けの症状を引き起こすのがUV-Bです。
UV-Bはエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こします。
メラニン量も増加させるためほっておくとシミの原因や
皮膚ガンの原になるとも言われています。
*****UV-Aとは…肌の奥まで届き、シミやシワの原因*****
UV-Aは、UV-Bほど肌に急激な変化を与えないので、
UV-Bよりも肌への影響は少ないように感じますが、最近の研究によると、
このUV-Aがシミやしわの発生に大きく関わっていることがわかってきました。
波長が長いUV-Aは、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼします。
例えば、紫外線は肌のハリを保っているコラーゲンを変性させ、破壊してしまうそうです。
コラーゲンが壊れる=肌の保湿力が低下→ 新陳代謝が乱れる→シミやシワが!!
という悪循環に陥ってしまうのです。 しかもUV-Aは、オゾン層を通り抜けやすく、
UV-Bの20倍以上も地上に降り注いでいるといわれています!
さらに、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っている
(約50%のUV-Aが窓を通過するそうです)ので、
曇りの日や屋内でも対策を欠かさないことが、
必要なんですね。 日差しが強いときだけしか紫外線対策をしていないと、
知らず知らずのうちにシミやシワなどの肌トラブルの原因を作ってしまいます。
ぜひ、お化粧をする前に日焼け止めをプラスするなど、
毎日紫外線対策を行ってくださいね!