資格試験など複数以上の受験勉強を同時並行にこなすというのは普通はかなりの困難なことですが、大学受験と英検2級は英語という科目においては同時に勉強してもそれほど負担なくできるのでチャレンジする価値はあると思います。

そういう私も大学受験で浪人していた時に予備校の英語の先生からこの時期に英検2級を受けることを勧められて受験しました。

大学受験は推薦入試や一芸入試など特殊な受験方法でないかぎり一般入試はまず英語があるといっていいほどです。

それは理系文系など関係なく受験科目に含まれていることがほとんどです。

特にセンター試験の英語は難易度的に英検2級に近くて、大学の受験英語の勉強がそのまま英検2級に活かせると英語の先生が説明していました。

センター試験以外の英語の難易度も英検2級がレベル的に合っているということで私の場合も特に筆記の試験では英検2級用の勉強を特別にしたということはありませんでした。

通常の受験英語の勉強を続けながら英検の試験が近くなると英語の勉強のウエイトを少し多めにとるぐらいでした。

予備校の英語の講義も英検受験直前2回ぐらいは英検対策的な内容でしたがそれほど特殊ではなかったと思います。

ただ、英検2級は会話の面接試験があるためにこれだけは対策をしました。

普段から自分から英語を話すことをしていなければ試験本番ですぐに回答してスピーキングすることは難しいので練習をしておく必要性があります。

それでも、簡単な文章を読んで5W1Hの質問に答えるということができればほぼクリアできるのではないかと思います。

筆記の文章の英語内容から比べれば会話用の英文は簡単で短くまとめられています。

それらをざっと読んでどういった質問されるかをあらかじめ予想してそれを回答するというシミュレーションが質問に前にできれば余裕をもって答えることができると思います。

私の場合は以前に英検3級の面接試験を経験していたのである程度雰囲気も知っていたのでそこまで緊張しないで受けることができました。

この英検の試験も大学受験とは時期が違い、かなり早めに行われるので大学受験そのものにも影響はでません。

2級がとれなくても勉強した分は大学受験英語にプラスになってもマイナスになることはありませんし、もし取れれば大学受験に向けて大きな自信になります。

私も浪人中だったので英検2級がとれたことが大きな励みになってプラスになりました。

おかげで大学受験にも合格できて充実した実のある浪人時代を過ごすことができました。
参考サイト:【保存版】スタディサプリTOEICの概要・進め方・学習方法総まとめ