「潤一郎ラビリンス」シリーズ、三冊目を読了しました
「官能小説集」「怪奇幻想倶楽部」はかなり前に読んだのですが、少し忘れている内容もあるので再読予定です![]()
今回は「近代情痴集」の感想を・・![]()
・・・これ、タイトルを「超ドM集」に変えた方が良いんじゃないかと![]()
谷崎と言えば「痴人の愛」が有名ですが、それ以上に彼の性癖・・M男としての偏執狂ぶりがたっぷりとうかがえます![]()
特に、「お才と巳之介」「富美子の足」「青い花」の3編は濃厚です![]()
簡単に内容をご紹介しますね。
![]()
「お才と巳之介」お才という毒婦に騙され続けても執拗に彼女を追い求める若旦那・巳之介の話
「富美子の足」富美子という愛人を持つ老人と、老人の知人である画学生が、富美子の足に没頭してゆく話
「青い花」主人公の岡田にはあぐりという情婦がおり、あぐりに貢がされどんどん衰弱してゆきながらも、彼女にいたぶられる妄想に耽るようになり・・という話
![]()
・・・これ読んだだけでもお腹いっぱいになりませんか(笑)
しかし、文体が非常に美しいので、いやらしい感じよりもその世界にどっぷり浸っている男性が羨ましく感じてしまうのです![]()
これが谷崎マジックなのでしょうか![]()
その反面、女性の視点から言いますと、とんでもない毒婦がいるもんだ・・と思ってしまう部分もありますが、男性が読むとどんな感想を抱くのでしょう![]()
M男さんなら悶絶すること請け合いです![]()
![]()
そしてこの「潤一郎ラビリンス」シリーズは、なんと全16巻もあるんです![]()
様々なジャンル分けになっているとはいえ、内容がとにかく濃いので、少~しずつ買い揃えていこうと思っています![]()
