「2014年中にTOEIC600点以上とることを目標にします!」
そう・・・
それは、このひと言からはじまったのです・・・。
2013年12月18日、僕は今勤めている会社に入って、ちょうど半年が過ぎたということで、半年を振り返ったプレゼンを社内で行いました。そのプレゼンの中で僕は、今後の1年で“TOEIC600点以上”を目標にすると宣言してしまったのです・・・(ちなみに、僕はこれまでの人生で1回もTOEICを受けたことがありません)。
僕が勤めている会社は、企業向けの研修会社。その中で、僕は営業としてイノベーション、コミュニケーション、グローバルの3つ領域で、企業の人材育成のお手伝いをさせて頂いてます。
なかでもグローバル領域では、英語のコミュニケーションスキルを高めるための研修なども行っているため、必然的に英語に関する話題になったり、外国人講師たちと関わったりすることが多くあります。
しかし!
僕は全く英語が分かりませんし、しゃべることができません!
(すみません・・・。こんなに威張って言うことでもないですね・・・。)
なのに、
お客さんは僕が英語が出来るし、しゃべれると思ってる方が多くいます・・・
そりゃそうですよね・・・。
英語に関係する研修を提供したり、たくさんの外国人講師たちをお客さんのもとへ連れていったりしてれば・・・。
しかも、うちの会社の社長はアメリカ人。さらに僕以外の営業メンバーは、みんな英語もしゃべれるし、TOEICの点も物凄く高いので、なおさらお客さんがそう思うのもムリありません・・・。
ただ、別に英語ができないことを隠してる訳ではないんですよ・・・。
この前だって、あるお客さんの所へ行ったときにTOEICの話になって、ちゃんと正直に話したんです・・・。
でも・・・
お客さん「また今度、TOEICを受けるするんですよ。」
僕「そうなんですね。僕も今度、TOEIC受けるですよ~。」
お客さん「え~。もう必要ないでしょう~。」
僕「いえいえ、受けたことないんですが、いつか900点以上とって、先輩に焼肉おごってもらうんです!」
お客さん「またまた、もう楽勝でしょう(笑)」
僕「いえいえ、多分300点くらいなので・・・。」
お客さん「またまた~(笑)」
僕「いや・・・本当に多分それくらいですよ・・・。」
お客さん「またまた~(笑)」
僕「・・・。」
みたいなことによくなります・・・。
そこで・・・、
このままじゃ良くないなと思い、決心したんです!
とりあえずTOEIC600点目指すぞ!と
そして、2013年12月18日のプレゼンで宣言したというわけですね。
しかし、堂々と宣言したまではいいのですが、まったく勉強する気になれません・・・。
なので、もちろんTOEICに申し込むわけでもなく、ただただ日が進むだけです。
しかし、そんなある日事件が起きたんです・・・
(つづく)
