この年になって
初めてだった
人を疑わずに
名前を呼べたのは

 

騙さない人だと
最初から思えた
理由なんてなくて
魂で 感じたんだ

 

お互い
愛を知らないままの恋しかなくて
これが本当の恋だと
笑って話してた

 

君を責める言葉が
どこにも見つからなくて
嫌悪だけが
知らない男に向かう

 

どうして
あんな奴だったんだって
何度も思うのに
君の顔を見ると
何も言えなくなる

 

やっと本気で
恋をしたのに
胸の奥が
壊れる音がした

 

それでも
二度としないって
そう言った君を
もう一度 信じる

 

馬鹿だと言われても
構わない
失う怖さより
信じない自分が
一番嫌だった

 

何も隠さず
全部話してくれた
それはちゃんと
受け止められた

 

それでも
飲み込めない思いが
胸のどこかで
まだもやついてる

 

裏切られた事実より
信じた時間が
嘘になる方が
耐えられなかった

 

君が
あいつを否定するたび
じゃあ どうしてって
行き場のない思いが
俺の心を
何度も切りつける

 

やっと本気で
恋をしたんだ
それだけは
嘘じゃない

 

もう一度
信じるって
決めた夜に
震える手を
君は握った

 

このままずっと
二人で
笑っていられますように

 

願うしかない自分を
それでも
嫌いになれなくて