渋谷に水戸発ラーメン店「諭吉」 都内初の直営店、白みそや「かけそば」も
 
 水戸発のラーメン店「諭吉」の東京初の直営店「特選中華蕎麦(そば)諭吉 渋谷店」(渋谷区道玄坂2)が渋谷・道玄坂近くにオープンして、4月21日で2カ月がたった。経営はInnovation Ship(水戸市)。

 同社社長の古久保さんがラーメン店「麺処 門つる」を2013(平成25)年に立ち上げ、創業。「麺処 諭吉」は2018(平成30)年、水戸市内にオープンし、鶏ベースのクリーミーな「白みそ」や、豚・鶏ベースの濃厚なつけ麺などで人気を集める。都内に直営店を出そうとテナントを探している中、道玄坂から一本入った百軒店エリアの一角に物件を見つけ、東京進出を果たした。

 「諭吉」業態の中でも「最上位」ブランドと位置づける「特選中華蕎麦諭吉」は、水戸に続く2号店。都内でも朝まで営業できる立地を探し、渋谷の繁華街に出店した。店舗面積は約33平方メートル。カウンターのみ11席を設ける。内装でこだわったのは、「金継ぎ」風のテーブルの柄。同社専務の藤巻さんは「写真を撮ってSNSに上げる方も多いので、一目でどこのラーメン店か分かるようにした」と話す。

 看板メニューとなるラーメンは4種類。一番人気という「白味噌(みそ)」(1,200円)は、北海道産のみそ「紅一点」を使い、鶏ベースでクリーミーなスープが特徴。「つけ蕎麦」(1,150円)は、豚と鶏をずんどう鍋で2日間強火で煮込み、合わせて半分になるまで煮詰めたスープにつけて食べる。

 しょうゆベースの「中華蕎麦」(1,100円)は、数種類をブレンドしたしょうゆに鶏やホタテのうまみを加えたスープと、トリュフの香りを利かせたラーメン。「背脂中華蕎麦」(1,000円)は、鶏とホタテからだしを取ったスープに、ニンニクや背脂を加える。渋谷店限定で、飲んだ後の締めや、上にのせる具材を一から好きに選べるよう、スープと麺のシンプルな「かけ」そばも、全てのラーメンで用意する。5月からは混ぜそばも新メニューに加える。

 オープンから2カ月がたち、客層は老若男女幅広く、既存の他店舗と比べ女性客の比率が高いという。「朝まで営業しているラーメン店は東京でも意外に少ない。女性客にも安心して来ていただけたら」(藤巻さん)と呼びかける。

 営業時間は11時~翌6時。

 

恵比寿に高級中国料理店 「礼華」グループ新ブランド
 
 中国料理店「Li Hua(リーホァ)」(渋谷区恵比寿南1)が4月28日、恵比寿駅近くにオープンする。

 フランス料理を取り入れた中国料理「ヌーベルシノワ」を提供する同店。ジェーアンドシーフードサービス(品川区)が経営する、ヌーベルシノワを提供する「礼華(らいか)」グループの新ブランドとなる。礼華は、シェフの新山重治さんが2004(平成16)年に新宿御苑にオープンした「中国料理 礼華」が始まり。現在は「礼華 青鸞居」(港区南青山2)など4店舗を展開している。

 店名のリーホァは、礼華の中国語読み。「五感全てで味わう中華」をテーマに掲げ、季節感のある盛り付け(視覚)、ハーブやスパイス(嗅覚)、指でつまんで食べる前菜(触覚)などを取り入れる。

 面積は約29坪。席数は全室2人用(1室)または4人用(3室)の個室で計26席。全室異なるコンセプトに仕上げる内装で、無垢(むく)材やアイアン、塗り壁など自然素材を使う。

 礼華の「スペシャリテ」というフカヒレや北京ダック、上海ガニなどの素材に加え、日本の四季を料理に取り入れるなど、「新しい食体験」を提案。ランチは、前菜3種類、日替わりの点心、3種類から選べる麺飯類3品の「平日ビジネスランチ」(1,650円)、同ランチにデザートが付く4品の「土日限定ランチ」(2,750円)、さらに肉料理または海鮮料理が付く5品の「平日限定 ショートランチコース」(4,180円)などを用意する。

 ディナーコースの「櫻華」(9,900円)は、「ローヘイ~中華カルパッチョ」、季節の点心、「Li Hua式 北京ダック」、海鮮料理、デザートプレートなど8品で構成。前菜3種類盛り合わせや季節の点心、フカヒレの姿煮込み、肉料理など9品のコース「蘭華」(1万7,600円)などもラインアップする。ドリンクは、ワイン(グラス1,320円~、ボトル7,480円~)、紹興酒(同1,210円~、同6,050円~)、ビール(生990円、瓶1100円~)、中国茶(880円~)などを扱う。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時30分。月曜定休。

 

戸越銀座に軽食店「グッドデイズスタンド」 プルドビーフ使ったメニュー中心に
 
 
 軽食店「GOOD DAYS STAND(グッドデイズスタンド)」(品川区豊町1)が3月23日、戸越銀座商店街の銀六エリアにオープンした。

 団子店「ななかふぇ 戸越銀座店」跡を一部改装して利用する。入り口付近の外観は店主の坂口さんがDIYで仕上げた。店舗面積は約5坪。席数はスタンディングで3席ほど。

 坂口さんは、洋食店やハンバーガー店での勤務、包丁の販売や飲食店向けの配送業など、飲食関連の仕事を20年以上続けてきたという。2024年には、当時勤めていたラーメン店「さつまっ子 荏原店」(荏原2)の定休日に間借りで軽食店の運営にチャレンジ。営業終了後は、飲食店で働きながら独立用の物件を探していたという。

 「ハンバーガー店を開きたいと考えていたが、すでに店舗が多く面白みがない。豚肉にじっくり火を通し、細かくしほぐしてそのまま食べたりパンに挟んだりする『プルドポーク』を提供する店はあるが、牛肉でやっているところは少ない。そこで、『プルドビーフ』を使った軽食中心の店にした」と坂口さん。

 フードメニューは、味付けした肉類と野菜をターメリックライスにのせ、ソースをかけた「オーバーライス」(チキン、ビーフ、ソーセージ、各1,200円)や、具材にソーセージ、チーズチキン、チーズビーフをそろえるホットドッグ(700円~)とピタパンサンド(500円~)、ドイツのソーセージ料理「カリーブルスト」(600円)を用意する。オーバーライスの提供は11時から。

 ドリンクメニューは、コーヒー、エスプレッソ、コーラ、オレンジジュース、ワイン(以上500円)、カフェラテ(600円)、ビール、ハイボール(以上700円)などをそろえる。フード、ドリンクともテイクアウト可。現金のみ。

 「周辺にテイクアウト対応の店が少ないようで、様子を見ながら朝7時から開けている。モーニングやランチで食べに来てもらったり、テイクアウトで利用したり、気軽に使ってもらえたら」と坂口さん。「やっとここまで来たと思いつつ、宣伝も店の準備も全ては間に合っていないのでまだまだこれから。今後は店内を整えて、イートインのスペースを増やしたい」と話す。

 営業時間は7時~17時。