悪夢の考察:なぜ安倍政権はどんなメチャクチャやってもそこそこ支持されるのか? | なんじゃそら。蒼井そら(・ω・)一寸先は早見優。



序文



安保法案の憲法違反、

バカ丸出し、正気の沙汰とは思えない消費税還付案、

大嘘で開催権を得たのに端を発する五輪騒動など

誰もが出鱈目だと声を上げるような事態が続く安倍政権。



それなのに何故、何が何でも熱く安倍政権支持を貫くおバカさんがいるのか?
ちょっと分析してみたい。




「白人にはかなわない。

でもコイツらにだけは負けてたまるか」



少し話は逸れるが、私はアフリカの自然と人間を愛している。


しかし


カメルーンを旅行中、現地駐在のとある邦人の方から
この地域の人々に関するこんな言葉を聞いたことがある。



「カメルーンは昔はフランス等に植民地支配されてて搾取されまくり
独立した今も経済的に完全にフランスに完膚なきまで牛耳られている。
この国の人間は歴史的に
フランス人はじめ白人には圧倒的な力の差を見せ付けられてきて
何やっても絶対敵わないと思い知らされてるから
『でも中国や日本の人間にだけは負けてたまるか』と思って
見下した態度に出てくる。
我々には人間として最低限の敬意もない」



残念ながらこの指摘は正しい…(´・ω・`)ショボーン。


勿論どの国にも良い人はいる。
全員が全員そうではない。



だが外国人として旅行していると
この地域では「それ」をヒシヒシと感じることがある。

カメルーンに辿り着くまでもそうだが
ガボンとカメルーンの国境でこのあとすぐに
それを実感させられさえした。



翻って日本はどうか?



先の大戦では日本の隅々まで爆撃を受け
主要都市は焼け野原にされ、
沖縄戦では20万とも言われる犠牲者、
そして広島長崎では最悪の原爆投下。
国土の隅々まで完膚なきまでコテンパンに叩きのめされ
圧倒的な力の差を見せ付けられ
「アメリカにはもう絶対に勝ち目がない」
と思い知らされた。



と同時に



「米国にはもう敵わない。でも中国や韓国には負けてたまるか。

米国には絶対に勝てないけど中韓にまで負けるのは悔しい。我慢ならない」



そう考えている日本人、いるねえ。いくらでもいるねえ。

実際GDPで中国に負け、
工業製品で韓国に負けてるご時勢、
そりゃますます焦る。
日本人のプライドは揺らいでいる。



だからこういうおバカさんたちの幼稚な対抗心に訴えて

周辺国に対し歴史問題や領土問題で
比較的強硬な姿勢をアピールすれば
中韓にだけは負けたくない連中の目には「強い指導者」に映り
どんだけバカでもメチャクチャやってても目を瞑ってくれて
「他の指導者よりはマシ」を言い訳に
盲目的な熱い支持をし続けてくれる。



…というわけだ。



日本人にも西アフリカにも相通じる、

「コイツらにまで負けてたまるか」根性。

卑屈でしみったれた根性だ。


ココに

まんまと付け込まれているのである。

人間の醜い本性だからこそ抗えない。




勿論周辺国も
内政のガス抜きに反日を利用しているが
日本の安倍政権もまあ全く同じというワケだ。


メチャクチャやっても
憎韓反中・疑心暗鬼・被害妄想といったものを利用すれば
支持率が暴落まではしない構造になっている。


バカがクズを支持して最悪の政権が続く。
恐ろしい話だ。


残念ながら
こうした流れへの決定的な対抗策は無い。



バカにつける薬は無いからな。。



それどころかコイツらには
事実を示して愚かさを指摘しても響かないどころか
図星だからますます意固地になって
愚かな考えにしがみつき始める…




愚か者の持つ一番の愚かさとして共通するのは
自分の愚かさを認めて改めることが出来ないことであり
これが彼らの人間としての最大の弱点でもある。