(色々個人的意見も書いてありますが、そうなんだ~という感じでご覧ください。)

 

今更ながら、自己紹介というか

私のこれまでについて少しお話させてください。

 

前の投稿と少し被る内容にもなってしまいますが、

 

 

 

私は、トランスジェンダー(FTM)です。

 

小さい時から自分は男だと思っていたようです。

幼稚園の頃も自分は男だとなんの疑いもなく思っていたようでした。

 

 

性自認は、男性。恋愛対象は、女性。

 

 

中学生の頃は、自分の性別、恋愛に対して「無」になっていました。

おそらく現実から目をそむけたくなったのでしょう。

 

自分は周りとは違う、おかしい、という気持ちに襲われ、

自分のことは隠しておいた方がいいきっとそれが正しいと言い聞かせていました。

 

 

高校生の時は色々ありすぎて書ききれませんが、ふわっとだけ・・・

 

私に初めて彼女ができたのが高校生。

この彼女のおかげで少し肩の荷が下りたような気がしましたが、

はたから見れば女同士で付き合っている?異様な雰囲気?

 

まぁ色々と問題がおきまして・・・

私は人間不信になり、

自分のセクシャルに対してやっぱり隠すべきものだったんだと思いました。

 

色々問題があった何で今でも覚えているのは、

女同士で付き合っていること問題になり先生に呼び出され、

問題の元凶である、私に対して、きっと救いの手として放った言葉。

 

「このままだと退学処分になってしまう、退学もしたくないだろうし、このことを親御さんには言われたくはないでしょ?だったら今ここで関係を終わらせることを約束してもらえれば退学にもならないし、親御さんにも話さないよ。」と。

 

当時の私は、かなり追い込まれていて判断能力が落ちていたので

この言葉を深く解釈できていなかったでもなんか傷ついていたような気がします。

あぁ味方のフリしてこんなこと言ってくるんだ、と。

 

だから自分のセクシャルはむやみやたらに出してはいけない

そう思い、心を許した友人以外は関わらないようにして

静かに高校卒業まで息をひそめていました。

 

 

無事に高校を卒業し、大学生になりました。

大学で出会った友人たちは、本当に素敵な人たちばかりで

私の殻をぶち破ってくれました。

 

これまで私は、自分のセクシャル対してかなりネガティブな考えでしたが

少しずつ自信を持てるようになり、自分らしく生活ができるように。

 

そして私にとって大きなターニングポイントがやってきます。

大学3年生から始まった就職活動です。

 

レディースのスーツを着て、パンプスを履いて、

就職活動をする自分を想像した時に涙が出てきました。

 

女性として働くことはできない。

 

そこでようやく自分は男として生きたいんだと確信しました。

確信というか、やっと自分自身で自分の本音を聞けた瞬間でした。

 

これまで自分のセクシャルを隠して生きていくことが

この世の中で生きていくためには必須のスキルと考えてきました。

 

ですが、これ以上、騙し騙し生きていくことはできず、

これから先は、できるだけ自分に正直に生きていこうと考えるようになりました。

 

大学生の頃の就職活動をきっかけにLGBTQに強い関心を持ち、

LGBTQについて勉強したり、サークルを作ったり、

ジェンダーフリーのイベントを開催したり、、、

 

実際にLGBTQの当事者に会うことで多くの刺激を受けました。

特に初めてFTMさんに会った時は衝撃的でした。

自分も男として生きていける道があるんだと思うことができ、

苦労体験に共感したり、情報を共有したり、

これまで悩んできたこと、苦しかったことなくなるわけじゃないけど

1人じゃないんだ、なんかよく分からないけど頑張って生きてきてよかったと

思えるようになりました。

 

 

今イベント活動をしている理由としては、

学生時代から始めたイベント活動を引き続きやっていきたいという思いと

 

私の自己満足になってしまうかもしれませんが、

少しでもLGBTQの当事者の方の心の拠り所となるような空間を作りたい

何かきっかけを渡せるようなイベントをやりたいという思いから

イベント活動をしています。

 

 

イベント内容としては、

LGBTQの当事者限定で、自分のセクシャルについて、恋愛話、仕事、学校など

少人数(3人くらい)で集まって食事やお茶をしながら話ができたらいいなと考えています。

 

 

少人数にする理由としては

私がたくさんの人がいる空間が苦手ということもありますが💦

イベントに参加した方々には充実した濃い時間を過ごしてほしいなー

と言う思いがあります。

 

 

私はこれまで色々なLGBTQのイベントに参加してきました。

どれもほぼ大人数、10人以上がほとんど。

大人数だとただの飲み会?ような感じで積極的に話せる人が

最強といった感じの空間でした。

 

セクシャルについて悩んでいることなど話し合おう🙌

といった内容のイベントだったのですが、

 

特にセクシャルについて話すこともなく

むしろその話をすることがタブーのような雰囲気が流れていました。

 

私としては当事者の人ともっとセクシャルで悩んでいること

治療のことを共有したかったのにな、、と思って帰ること多くありました。

 

少人数で集まり、テーマに沿って話していくというイベントもありました。

 

私がやっていきたいと思っているのは後者です。

 

真剣に自分の性について話したり、

本当は話したかった恋の話であったり、

悩みも恋もなんでも…

 

少人数だからこそ深い話が出来たり、

ゆっくりと話すことができるかなと考えました。

 

LGBTQの当事者同士で

時には真面目に、時には和気あいあいと

お茶をしながら話していけるようなイベントをしていきたいと思います!

 

 

かなり長くなってしまいましたが、

私のこれまでとイベント活動についてのお話でした🙌

 

 

 

詳しい日時、内容については

X(旧Twitter)またはInstagramにて発信しているので

是非、そちらの方もよろしくお願いいたします😊