youtubeに30年前の都電動画がアップデートされている。

 この動画を見ると、都電の車体カラーが山吹色からクリーム色に、ラインカラーも紺色からグリーンへと変化している。


 そして何よりも目を引くのが、都電が走っている街並みである。

 30年前の1977年と言えば、すでに都電は荒川線しかなかった。


 だから、街並みを比較するのは容易で、場所を特定しやすい。


 都電が走っている街並みは、23区とは思えないぐらい、郊外のような佇まいをしている。

 今でも、都電沿いは古きよき街並みが残っていると称されるが、それでも当然とも言うべきか、30年前と比べると都会化している。

 それでも、一瞬にしてどの場所なのかが判別できるのだから、都電沿線の開発進度は生活と同様に非常にスローであることがわかる。