映画「運び屋」見てきました。

 

 

クリントイーストウッドと言えば、まだYou Tube も ビデオレンタルもなかった時代TVで見た

「ダーティハリーシリーズ」の印象が強いです。まさかあの拳銃を意味なく打ちぱなすお兄さんがこんなにすごい俳優、監督になるとは思いませんでした。子供ごごろに、天才バカボンの『日本一銃弾を使用するおまわりりさん』というキャラとかさなっていました。

いまみなおすと「ダーティハリーシリーズ」けっこういい映画だなと思います。当時子供だった私は、二流のエンターテイメント映画だと思っておりました。しかし、大人になって見直すと、結構、エンターテイメントのあいまに、社会風刺、官僚主義へのアンチなど考えらせられるいい映画であります。

さて「運び屋」ですが、イーストウッドも年をとり、エイジングソサエティ(高齢化社会)問題に焦点をあてた作品です。わたしも結構、年をとってますのでいろいろ考えさせられる映画でした。

イーストウッドさんはいつも映画にふさわしい「物語」を探しているようですが、その採用基準がいつも絶妙だと思います。今回も実話をもとにしているようです。

とてもいい映画ですが最後に、この映画への私のクエスチョン。

娘役の人がどうもミスキャストかな?なんでこの人かなと思って見ていたのですが、あとで調べたらどうも、イーストウッドの実の娘でした。コッポラのときにも思いましたが、巨匠も人の親ですね。イーストウッドさんすみません。