「よく考えてみたが、『遅い風』としか説明できない」
16日の午後、ソウル鍾路区の世宗文化会館Mシアターでミュージカル『ベンジャミン・バトン』のプレスコールが開催された。
この日のプレスコールでは、出演俳優たちのハイライト公演と質疑応答が行われ、『ベンジャミン』役にキャスティングされたK-POPグループ東方神起のメンバー、俳優シム・チャンミンは、同じグループのユンホが近々観に来ると言って応援してくれたと話した。

デビュー21年目にしてミュージカルに挑戦することになった動機について質問されたシム・チャンミンは、「よく考えてみたが、『遅い風』としか説明できない」と笑顔で答えた。続けて、シム・チャンミンは、多くのアイドルメンバーがミュージカルに挑戦しているが、自分はこれまで機会と縁がなくミュージカル作品に参加できなかったとし、友人であるキュヒョンの助言と、チョ・グァンファ演出と一緒に仕事ができる『ベンジャミン・バトン』に参加することになったと語った。
特に、自分がこれまでやってきたダンスや歌とは多くの点で異なるミュージカルに挑戦し、最大限の努力をしているというシム・チャンミンは、「本当に自分が思っていた以上にミュージカルという作業はとても難しく、とても大変で辛かったです。」と告白しながらも、素晴らしい制作陣と俳優たちと共に多くのことを学びながら『ベンジャミン・バトン』をお届けしたいという抱負も述べた。

ミュージカル『ベンジャミン・バトン』は、老人として生まれ次第に若返る男性ベンジャミン・バトンの人生をパペットを通じて具現し、人生の喜びと愛、喪失の悲しみ、時間と歳月を超越して存在する普遍的な人間の人生を探求する経験を提供する予定だ。特に、今回の作品は東方神起のシム・チャンミンが『ベンジャミン』役にキャスティングされ、国内はもちろん海外のファンの関心を集めている。
映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の原作としても有名なF.スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原案に、EMKミュージカルカンパニーが2024年に新たにお届けする創作ミュージカル『ベンジャミン・バトン』は、6月30日まで世宗文化会館Mシアターで公演される。

公演情報
公演名:ミュージカル『ベンジャミン・バトン』
公演会場:世宗文化会館Mシアター
公演期間:2024年5月11日~2024年6月30日