色々なサポートがあった病院と違い
自宅での生活は
トイレ、お風呂等 困難な事ばかりでした。


寝ることすら難しいと感じました。
病院とは違うフレームのないベッドで
落ちないだろうかと不安でした。
ベッドからの立ち上がりも不安定でした。


住宅改修をして 玄関、トイレ、お風呂等に
手すりを付けてもらいました。

そうして家族や様々な方達の助けを借りて
少しずつ自宅での生活に慣れていきました。


家の中では装具と杖で歩いていましたが
病院を外来受診する時や
ショッピングモール等で長い距離を歩く時は
そこに置いてある車イスを借りました。


平日は
週に2回デイサービスのリハビリで
歩く訓練をして
週末は、近くの公園で家族と
歩く訓練をするというのが日常になりました。


不勉強で情け無いのですが
退院して 半年後くらいまでは
このまま歩く訓練を積み重ねれば
元のように歩けるようになるのではないかと
単純に考えていました。


今ならこの時の自分に
"身体を痛めるような訓練は逆効果だよ。
そんなに歯をくいしばって無理しなくても
普通の生活を楽しんでいれば大丈夫" と
言ってあげたいです。