残念な敗戦でした。
酒井選手の怪我による山根選手の投入は分かるのですが、ターンオーバーのタイミングだったのか...。外野が感じた以上にドイツ戦の消耗が激しかったのでしょうか。
何か、中二日という過密日程の東京オリンピックを固定メンバーで戦いすぎた結果、消耗してしまった、あの経験に引っ張られてしまった感じもします。
でもやはり、3Bにするなら、冨安選手が必要と感じました。伊藤選手はシュツットガルトの3Bならハマっても、吉田選手を真ん中に置く3Bには合っていない感じがします。
前4枚の左SH(今回は三笘選手)の動かし方の部分で三笘選手との信頼関係も成立していない感じがします。昨晩の試合では、コスタリカのウイングバックに狙われて回収され、サイドの数的不利を作られる事を避けたのか、吉田選手へのバックパス祭りでした。
伊藤選手とすれば、いくら三笘選手はドリブルが得意だとしても、そこでボールロストすれば、たちまち伊藤選手が数的不利に晒される可能性が高い。
だから、リスクヘッジを優先して、余程の余裕が無い限り、バックパス、2ボランチへの横パスを選択しているように見えます。
また、吉田選手のスピード不足を考え、左サイドで数的不利が生じた場合に、吉田選手が左サイドに出てこなくてもいいように、バックパス、横パスを使って敢えて上手く逃がそうとしているように見えます。
次の世代を考えると、伊藤選手は4Bの左SBか、中山選手が戻ってきたら、板倉選手と組んだ2CBの左が合っていませんかね。
と考えると、怪我がちな冨安選手の他に、CBの人材があと2人は欲しい。スイスでプレーしている瀬古選手の他に出てきて欲しいです。
それにしても、今夜の試合は、"ある試合"のデジャヴでした。引いた相手、スペースを消しに来る相手が苦手なのは、相変わらず。鎌田選手が出場していた事もあり、アジア最終予選のホーム、オマーン戦を思い出しました。
あの時は、4-3-2-1(時には5-4-1)のいわゆるクリスマスツリーで中盤のスペースを消し(5レーンを埋め、更に中盤の3ボランチをレーンの狭間にも立たせる)、サイドにも蓋をしてきたオマーンを崩せず、中盤が渋滞。トップにもボールが収まらず、鎌田選手も機能せず、攻撃が雑になり、終盤にミス絡みでクロスをあげられ、エリア内でフリーでシュートを決められました。
勿論、あの試合は選手のコンディションが明らかに悪そうでしたし、今回のコスタリカ戦と単純に比較はできませんが、今夜の試合を観て、オマーン戦を思い出してしまいました。
個人的には、上田選手にはもう少しトップでボールを収めて欲しかった。ワンタッチで捌く事を優先しているように見えましたが、5バックの前でボールが収まる事で、鎌田選手や堂安選手が前向きでプレーできる時間を作れたのではないか?と思ったりしました。上田選手を先発させたのは、そういう意図があったのではと考えますが、森保さんはどういう意図で起用したのだろう。プルアウェイの動きが得意な上田選手にDFのラインを下げさせたかったのかな。
ただ、欧州遠征でも上田選手のワントップは"しっくり"きていなかったように感じたし、上田選手と鎌田選手の相性も良くないように感じていたのですが...かと言って、南野選手と上田選手の組み合わせもイマイチのような気がするし...。
と考えると、勝ちに行く事を前提に前半途中から3Bに変更してもいいと思うし、4Bのままでもいいと思う。システムはあくまでも目的を達成するための手段だから。しかし、目的が曖昧なままでシステムを変更しても、何故このシステムを動かすのか、システムの歯車となる選手が理解できなければ何も成果は得られないし、そんなシステムは、呆気なく瓦解してしまう。
それを自ら行い可能性を手放すなど、愚の骨頂だ。
組み合わせ決定時からグループリーグの突破は難易度高いと考えられていて、ドイツ戦でそれを覆せる可能性を手にしただけに、今夜のコスタリカ戦は残念ながら、自分から可能性を手放してしまった。
スペイン戦。ターンオーバーとか言わず、戦える術を全て投入して戦って欲しい。
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