こちらは先月の回顧録。
日本ジャックダルクローズ協会の記念行事として行われた公開授業へ参加してきた。
会場が同小学校 4年生音楽の授業。
エミール・ジャック=ダルクローズ (Émile Jaques-Dalcroze, 1865年7月6日 - 1950年7月1日)
ウィーン出身のスイスの作曲家・音楽教育家。運動を通じて音楽を学び経験するという、音楽学習の方法論の一つであるリトミックを発展させた(Wikiより)
この協会は、スイスのジュネーヴに本部を置く国際リトミック指導者連盟の日本で唯一の認定支部。お世話になった高倉先生はこちらに所属され、ダルクローズ・リトミック国際ライセンス取得されている。同校の前は札幌で8年程教壇に立たれていたと、いっそう親近感が沸く。
今回の主題:曲や演奏のよさを児童自らが見いだすために、体を動かす活動をどのように取り入れるとよいかを探る。
さて、前置きが長くなってしまったけれど、午前の聖徳学園の公開授業も感激したけれど、こちらの授業もこれまた素晴らしかった。
小学校の音楽の学習活動は表現分野の歌唱 楽器 音楽づくり、鑑賞分野での鑑賞とに大分され、これらが音楽を形作っている要素で
指導上、「身体を動かす活動」を取り入れることがいかに重要か、というのを4年生のクラスで見事に実演、体現。
私自身音大を目指して長年楽器をやったけれども、やり方がダメだったのか才能が無かったか、はたまた両方か、、最初から楽譜をうまく読むことが出来ず、暗譜に頼ってしまい、とうとう最後まで楽譜をスムーズに読めずに大人になってしまった。
挙句究極の音痴(涙
親が音楽教師とは恥ずかしくて言えない大きなコンプレックスを抱え、大人になった。
今回目にした生徒達は全員が実に楽しそうに課題に取り組んでいた。
鑑賞し、思考をこらしてグループで工夫をし、即興も含めて身体全体で表現する課題に、生き生き真剣に取り組んでいたのが印象的だった。
音楽(リトミック)が好きなのはもちろん、何より先生の事をとても慕っている様子がどの子からもビンビン伝わってきた。
幼い頃に学校でこんな音楽の先生と出会っていたら違っただろうな~と思えた。そう、学校で、ね。
余談、
約20年前、札幌時代は全くリトミックは受け入れられなかったそう。
曰く、生徒たちはとにかく素直でつまらないことはつまらないと言う。
明るく快活で積極的、先生を尊敬しつつも、崇め奉るような様子では一切なく、快活に先生の事もツッコミを入れたり意見をしたりしている子が非常に多かったのが印象的。とにかく積極的(過ぎ!)
扱った曲はハチャトリアンの『剣の舞』 運動会ではお馴染みの曲。
これについて、合いの手、三部形式、五音音階が現れることを木琴などを活用して予め学んできたそう、
木琴は本当に効果的に使われていた。
このほかにもう1つある不等拍(特徴的なリズムの部分)に気づかせようとするための授業づくりがなされていた。
リズムの面白さを子供たちに”自ら”気づいて感じてもらうのが狙いなのだが、気持ちの良い程見事に体現してくれる子たちに感服。
私が生徒になりたい。。
子供に教えてあげられるかな。。
無理だな。。
日本ジャックダルクローズ協会の記念行事として行われた公開授業へ参加してきた。
会場が同小学校 4年生音楽の授業。
エミール・ジャック=ダルクローズ (Émile Jaques-Dalcroze, 1865年7月6日 - 1950年7月1日)
ウィーン出身のスイスの作曲家・音楽教育家。運動を通じて音楽を学び経験するという、音楽学習の方法論の一つであるリトミックを発展させた(Wikiより)
この協会は、スイスのジュネーヴに本部を置く国際リトミック指導者連盟の日本で唯一の認定支部。お世話になった高倉先生はこちらに所属され、ダルクローズ・リトミック国際ライセンス取得されている。同校の前は札幌で8年程教壇に立たれていたと、いっそう親近感が沸く。
今回の主題:曲や演奏のよさを児童自らが見いだすために、体を動かす活動をどのように取り入れるとよいかを探る。
さて、前置きが長くなってしまったけれど、午前の聖徳学園の公開授業も感激したけれど、こちらの授業もこれまた素晴らしかった。
小学校の音楽の学習活動は表現分野の歌唱 楽器 音楽づくり、鑑賞分野での鑑賞とに大分され、これらが音楽を形作っている要素で
指導上、「身体を動かす活動」を取り入れることがいかに重要か、というのを4年生のクラスで見事に実演、体現。
私自身音大を目指して長年楽器をやったけれども、やり方がダメだったのか才能が無かったか、はたまた両方か、、最初から楽譜をうまく読むことが出来ず、暗譜に頼ってしまい、とうとう最後まで楽譜をスムーズに読めずに大人になってしまった。
挙句究極の音痴(涙
親が音楽教師とは恥ずかしくて言えない大きなコンプレックスを抱え、大人になった。
今回目にした生徒達は全員が実に楽しそうに課題に取り組んでいた。
鑑賞し、思考をこらしてグループで工夫をし、即興も含めて身体全体で表現する課題に、生き生き真剣に取り組んでいたのが印象的だった。
音楽(リトミック)が好きなのはもちろん、何より先生の事をとても慕っている様子がどの子からもビンビン伝わってきた。
幼い頃に学校でこんな音楽の先生と出会っていたら違っただろうな~と思えた。そう、学校で、ね。
余談、
約20年前、札幌時代は全くリトミックは受け入れられなかったそう。
曰く、生徒たちはとにかく素直でつまらないことはつまらないと言う。
明るく快活で積極的、先生を尊敬しつつも、崇め奉るような様子では一切なく、快活に先生の事もツッコミを入れたり意見をしたりしている子が非常に多かったのが印象的。とにかく積極的(過ぎ!)
扱った曲はハチャトリアンの『剣の舞』 運動会ではお馴染みの曲。
これについて、合いの手、三部形式、五音音階が現れることを木琴などを活用して予め学んできたそう、
木琴は本当に効果的に使われていた。
このほかにもう1つある不等拍(特徴的なリズムの部分)に気づかせようとするための授業づくりがなされていた。
リズムの面白さを子供たちに”自ら”気づいて感じてもらうのが狙いなのだが、気持ちの良い程見事に体現してくれる子たちに感服。
私が生徒になりたい。。
子供に教えてあげられるかな。。
無理だな。。