ワタクシ~ 生まれも育ちも名古屋でして~。
名古屋の中でも生粋の下町、大門で育ったのであります。
「名古屋 大門」 ってググると、
割とパンチのある内容も飛び込んできます。
まぁ、そんな明治から昭和初期にかけては名古屋では
随一といわれる花街で育ったわけです。
同級生には○○組の組長さんの息子さんがいたり、
泡のお風呂やさんの娘がいたりしたもんですが、
あのキラキラしたお店はなーに?
と両親に聞いても
「とっても高いお風呂屋さんだから、大人にならないと行けないよ」
と、今考えても100点に近い回答をし、
さらに、そういう○○組のお子様とも分け隔てなく遊ばせていたうちの親は
結構すごいな、と思います。
本との意味を知ったのは何歳のときだったのだろうか・・・?
・・・まぁ、我が家(洋品店を営んでます)のお客様も
8割くらいがそちらのお客様なので、
私にとっても、ご飯食べさせてくれた方たちといっても過言ではないのよねw
一度我が家の前でも殺人事件起きたし(朝起きたら白線で人型ができてたw)
未だにキラキラいっぱいな大門ですが、
下町人情いっぱいな、ワタシのふるさとであります。
7月20日、21日あたりは毎年この大門でもお祭りがあります。
※強気にもみなと祭りとぶつけてきますw
小さい頃から
このお祭りは夏休みの最初のイベントで、
1年間頑張ってきたのはこのため!ってくらい楽しみでした。
今は、商店街もかつての賑わいはなく、
人出もめっきり減りましたが、
この歳になっても、なんとなくワクワクするものです。
今年は、なぞにあのリアル両津、我が父が張り切っておったらしく、
商店街の発展会の中心となり、
山車(みたいなヤツ)作ったそうです。
母曰く、
「あんなお父さん見たことない」
というくらい目が輝いていたそうで、
祭りに熱いって・・・ほんとに両津やんけ。と思いましたが、
そんな父を見に行くことにしました。
ピーちゃんにも久しぶりに会ったね。
相変わらずのわがままっぷりw
でもなついててかわいい。
そして父達が汗水たらして作ったらしい、山車(もどき)!!
・・・
うん。
あ、手作りだよね? それはすごい!
っていう反応w
宮大工経験者がいて、ちゃんと全部手作りなんだって。
提灯とかも。
もう臨月になる姉と、
山車を一生懸命ひっぱる父を見て、
「・・・お父さん、楽しそうだね」
ってしみじみ話してました。
「お祭り終わったら、燃え尽き症候群にならんかな」
ってのも話してましたw
お祭りといえば、ワタシはベビカス♪
今年も、こうやって1年、経ったんだなーと、感じたお祭りでした。
年々寂れていくけれど、
ワタシにとって生まれ育った街を一番体感するイベント。
どうかこのまま続いていきますように。
いつかワタシの子供にも、このお祭りを楽しんでもらえる日が来ますように☆