「シェイムレス3」#6 家族がバラバラ!? | 人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

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海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「シェイムレス3」です。

<#6 家族がバラバラ!?Cascading Failures


また今週も飽くなきタブーへの挑戦って感じ? 下品この上ないモチーフのオンパレード。

いや「下品」という一言で片づけるのにはやはり気が引けるな、もうちょっといい言葉を探したいと思います。


フランクという、あのどうしようもないアホ親父のせいで、社会福祉局の調査がギャラガー家に入り、未成年の子どもたちは全員、連れて行かれてしまいました。


小さな二人は、ちょっとレベルの高いゲイカップルのお屋敷へ。

上の二人は不良少年(というか未成年の犯罪者?)の集まる「グループホーム」へ。

そして、デビーはたった一人で、あやしい女の家へ。


ホント一番かわいそうなのはデビーで、彼女が預けられた家には、子供たちがいっぱい。

恐らく社会福祉局から子供を預かることで、資金を得るだけ得て、子供たちのことは割とほっといてるっぽい女が住んでいる家。

案の定、デビーも荷物やお金を全部取られちゃった。

社会福祉局も、里親のこともう少しきちんと調べたらいいのに。

それでも賢いデビーは、そんな家でもよく働いて、小さい子供たちの面倒見たりしてる。

けなげでいい子だわ~


下の二人、リアムとカールが預けられたのは、ゲイカップルのおうちなんだけど、二人とも、「褐色の子」が希望だったらしく、早くもリアムを養子に引き取りたいと申し出ちゃった。

でもカールは、そこから逃げるために、近所のヴェロの教えに従って、「追い出したくなる子供たち」を演出。それでもゲイカップルは恐らくリアムを気に入っちゃってるだろうけど。


ところでそのヴェロ。

彼女は自分で子供を作ることがとても困難と知るや、パートナーのケヴィンと自分の母親の子供を作ろうと決意。スポイトで試すも、そんなことはダメだとすぐに分かり、意を決して、二人に子作り作業をさせる。

もう、このシチュエーション、母親と恋人にさせるってのはホントに映像で観るのもチャレンジングでうんざりなんだけど、ヴェロはヴェロなりに大真面目だし、その意図というか思いを、母親もケヴィンも知ってるわけだから、二人ともヴェロに協力して子作りを始めちゃう。正直思い出したくもないシーンです。

ジーザス…


この回にはあと二つくらい、目をそらしたくなるシーンがあって、まず一つ目、それはイアンとゲイの恋人ミッキーの、その最中にミッキーのクレイジーな父親が入ってきて、その場面を見られちゃう。父親は怒り狂って二人を殴り倒した末に、女を雇ってミッキーとさせ、それをイアンに見せるとかいう暴挙に出て・・


あのさ、こういうシーンって、エロコンテンツ見慣れてる男子は結構、大丈夫なのかもしれないけど、普通は引くよね・・・少なくともアメドラ界の常識的なラインはとっくに超越していると思うのですが、私が純粋無垢なのでしょうか。いやそんなこともないと思うけど。



そして、史上最悪に見たくなかったシーンが、フランクの尿検査のシーン。

なんでそんなシーンが必要だったかっていうと。

子供たちを取り戻すために、親が夫婦でカウンセリングを受けるんだけど、みんなの母親であるモニカが見つからないので、シーラがその役をやってくれて、モニカとフランクでカウンセリングを受けるわけだけど、もうかなりハチャメチャな展開で、ここはちょっとコメディで笑える部分。

そして、二人は親として適切かどうかをいろいろ調査されるわけだけど、アルコール依存や薬をやっていないかを調べるために尿検査も受けさせられるわけですよ。

だけど、お酒を飲んでいない依存症のフランクは、途中で具合が悪くなって、シーラに抗不安剤をもらって飲んじゃう。でも、その反応が尿に出るとやばいってことで、薬の反応が出る前にあらかじめ尿を取っておくんだけど、尿検査のときは後ろにベッタリ調査員みたいな人が張り付くから、尿の隠し場所に困るんですよね、そこでフランクが自分の尿をどこに隠したかっていうと・・・

あー、もうホントにこのシーンだけは描写は無理。

でもいいよね、見た人は知ってるだろうし。

見てない人は、このドラマの下品さに本当に耐えられるかどうか、よく考えてから見るでしょうから。



こんな風に下品なシーンばっかり紹介すると最悪なドラマみたいに思えるし、実際、救いようのない場面もあるんだけど、ちょっぴり切ないホームドラマでもあるんだよね。

今回も、兄弟たちが出て行っちゃった家でフィオナが見せる表情には、ついついこちらもホロリともらい泣き。

それに、あんなサイアクなシチュエーションでも強く生きるリップってちょっとたくましいとか思っちゃうし。


いろいろあるけど、結局ギャラガーズを応援しちゃうんですよねー。(フランク除く)

というわけで、次回もお楽しみ♪




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