「ビッグバン★セオリー2」です。
<#20 木曜は何でもありの法則 The Hofstadter Isotope>
日々の日課というか最大の楽しみになりつつある「ビッグバン★セオリー」ですが、シーズン2もいつの間にか終盤戦に入ってきて、人間関係も少しずつ変化しながら、でも結局何も変わっていないような状況が行ったり来たりしています。
で、今回取り上げたいのはシーズン2の第20話「木曜は何でもありの法則」。
曜日ごとに何を食べながら何をするかが決まっているギーク4人組ですが、月に一回だけ、なんでもありの木曜日というのを作ることにしました。この日だけは、決まったパターンではないものを食べたり行動をしたりすることができます。
そこで何をしようかアレコレ考えるのですが、結局シェルドンの言うとおりコミックストアに行くという、普段と変わらない行動に出る4人。
たまたま13歳の甥っ子の誕生日プレゼントを選びたいというペニーが一緒にコミックストアに行くことになりますが、そこでペニーがなんと、コミックストアの店主スチュワートと意気投合。電話番号を交換するほど盛り上がります。
ここでレナードは、嫉妬するとともに、なぜオタク仲間のスチュワートがいとも簡単に自分たちのディーバをその気にさせたのか、大変不思議がります。レナードは自分とスチュワートのどこが違うかが分からないのです。
そこでシェルドンに相談すると、「今こそブログを始めてコメント欄でみんなの意見を聞くべきだ」という本人は大真面目だけど結果トンチンカンなアドバイスを言ったあと、シェルドンの個人的意見としては、次の3点を挙げてスチュワートの優位性を示します。
・スチュワートの方が(レナードより)背が高い
・芸術的
・自営業
・何といってもコミックブックをほぼ半額にできる
この中では「芸術的」というのは確かに魅力的な要素であり、実際、アーティストでもあるスチュワートが描いた美しいペニーの似顔絵に彼女が感動したため、二人の距離が縮んだのは事実ですが、それ以外はやはりトンチンカンでしょう。背が高いったってほんの少しだし、コミックブックを半額にできようができまいが、ペニーには少しも関係ありませんからね。
ペニーがスチュワートに惹かれた理由は簡単で、スチュワートが話していて面白いからです。気のきいた会話ができる人が結局、モテるんですよ。それだけです。
じゃ、頭の回転が良くて面白いことを言えればいいのかというと、もちろんそうではなく、たとえばハワードみたいに、面白いけど下ネタだったり下心満載の会話には、ドラマとして客観的に見てる分には笑えるけど、実際に言われ続けたら正直辟易します。
一方、スチュワートの会話は、そういった下品な要素がなく、しかもちゃんとした言葉のキャッチボールが出来てる上で面白いので、女の子を引き付けるんです。
こんな基本的なことも分からないってところが、レナードのダメなところであり、かわいいところでもあると思いますけどね。
ところでこの「ビッグバン★セオリー」、すでにこれだけ海外ドラマファンの間では定着している人気作品ですが、DVDはこの10月23日にやっとシーズン1が、AMAZON先行発売、TSUTAYA先行レンタルなんですね。
ということは、国内では今後ますます盛り上がるってワケですね。
楽しみです!!
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