シーズン最終話!「CSI:12」#22 カルマ | 人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

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海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「CSI:12」です。

<#22 カルマ Homecoming>


人生にドラマを!~トコのドラマ日記-CSI:12最終話


DBラッセルの登場、キャサリンとの別れ、ジュリー・フィンレイの登場など、いろいろあった今シーズンですが、遂に最終話となりました。思えば長いようであっという間の半年間。人生も、そんな積み重ねですよね。


なんてしみじみしていますが、やはり最終話にふさわしい問題の広げ方というか、最終話としてはいつものごとくというか、とにかく大っ変なことになりました!!

また半年くらい引っ張るわけだから、これくらいのことはしなくちゃいけないのかもしれないけど、絶体絶命的な要素がいろんなところにちりばめられて、ええーーホントにどうなっちゃうのーーー!?!?!? という感じです。


ことの発端は、ヴェガス署の保安官の続投祈念パーティの最中に、会場からほど近い場所で3人の麻薬ディーラーが惨殺されるという事件が起こります。被害者の中には、パーティの保安官の知人として挨拶をしたヴェガスの大物ギルモアの妻も含まれていました。彼女は内臓が破壊されるほど激しい殴打を受けていたことから、怨恨の線が浮かび上がります。


フィンは初めからギルモアを妻殺しの犯人として疑いますが、捜査を進めるうちにギルモアに不利な証拠が次々と出てきて逆に不審に思うようになります。そして、ギルモアがALS(筋萎縮性側索硬化症)だったことから、あのような殺しは不可能であるという結論に達し、ギルモアが何者かにハメられたのだということを突き止めます。


じゃ、ギルモアをハメているのは誰だ!というところから、問題の拡大が始まります。

どうやら警察内部に裏切り者がいて、その一切を牛耳っていたのは、以前にCSI捜査官ウォリックを殺し、現在は終身刑で服役中の元副保安官マッキーン。獄中から指示を出していたのでした。それを知ったニック・ストークス激怒! ニックはウォリックの親友でしたからね。ともかく、その服役中の元副保安官が組織的に警察署内外の人間を動かしていたというのです。


このあたりで既に、いやーずいぶんおおきい話になっちゃってるなーという感じですが、その警察内部に広がる内通者たちの範囲が見えず、ラスベガス市警は第三者機関のコントロール下に置かれることになりました。マクロな視点としてはこんなところ。


ミクロな話題としては、キャサリンがいなくなったあたりから少しずつストレスため込んでいたと思われるニックが、ウォリックのことを思い出したりでさらにうんざりし始め、仕事を辞めるとか言い出します。

また、フィンは署内草野球大会あたりから付き合ってるあの風紀課(?)のイケメンと若干よくない雰囲気になったところで、そのイケメンの同僚であるかなり怪しい人間の罠にはまりそう。

さらに、エクリー&モーガン・ブロディ父娘がヴェガスの夜を散歩中、エクリーが何者かに撃たれるという事件も勃発。


そしてさらにさらに! DBラッセルの実家に遊びに来ていた彼の娘と孫娘が誘拐されてしまうのです!!そこに残されていたカードにあった文字は「KARMA(カルマ)」。


これは聴取の際エクリーが、今回の黒幕である元副保安官マッキーンに使った言葉でした。マッキーンの命を受け、塀の外で指示を出していたのはマッキーンの血を分けた息子であり、捜査中に死亡してしまったのですが、それをエクリーは「カルマだな」と吐き捨てました。その前の聴取ではラッセルはマッキーンに「家族に車上暮らしをさせたくなければ取引しろ」などと、マッキーンの弱点に付け込み脅しをかけました。それらの行為がマッキーンの逆鱗に触れたのでしょう。エクリーは撃たれ、ラッセルの家族は誘拐されてしまった。まさに逆カルマです。


ここまで事態が深刻になってしまうと、ニックが「こんな仕事辞めてやるぅ~」とか言ってること自体は、ちょっと駄々こねてないで事件収束に尽力して!って一蹴するくらいのことなんですが、最近のアメドラ界をにぎわしている話題として、第14シーズンでのニック・ストークスの降板 というニュースがありますから、なんだか伏線のようにも思えてしまいます。(まぁ2シーズンも先の話ですから関係ないっちゃないんですけど)


この先どうなるのか全く見えないシーズンの終了ですが、もちろんなんとか丸く収まることでしょう。そう願わずにはいられません。重要人物が死んだり酷い目にあったりしないといいのだけれど…

長くて短い半年間、他のドラマを見ながら、この物語の行方を待ちわびたいと思います。



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